週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

白&銀色ボディと静音VGAクーラーが見事なGIGABYTEのGeForce RTX 4060

2023年06月29日 22時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII
提供: 日本ギガバイト

GIGABYTE「GeForce RTX 4060 AERO OC 8G」(型番:GV-N4060AERO OC-8GD)。予想実売価格は6万800円前後

 NVIDIA Ada Lovelaceアーキテクチャー世代では初のミドルレンジとなる、GeForce RTX 4060 Tiの登場から待つこと1ヵ月、xx60番台の新定番になる可能性があるGeForce RTX 4060搭載ビデオカードが登場した。肝心のパフォーマンスは、ざっくり言ってしまうと前世代GeForce RTX 3060を上回るが、格上のGeForce RTX 3060 Tiには届いていない感じだ。

 GIGABYTEのビデオカードは「AORUS」や「GAMING」といったおなじみのシリーズをラインアップしている。なかでも筆者の目を引いたのが、白色VGAクーラーを採用した「AERO」シリーズの「GeForce RTX 4060 AERO OC 8G」(型番:GV-N4060AERO OC-8GD)だ。

クリエイティブ向けの「AERO」シリーズ。コンセプトカラーは白色になる

 GeForce RTX 40シリーズの「AERO」では、白と銀色のツートンカラーデザインのトリプルファンVGAクーラーを採用している。クリエイティブ向けだけあって、落ち着いたデザインになっているが、その魅力は見た目だけではない。ここでは「GeForce RTX 4060 AERO OC 8G」の実機を手に取って、そのトピックを紹介していこう。

まず目を引くのはその色だが、そのほかの魅力もいっぱいの「GeForce RTX 4060 AERO OC 8G」

 スペックは型番の“OC”が示す通り、ブーストクロックは2550MHzにオーバークロックされている。メモリーはGDDR6 8GBを搭載する。補助電源コネクターは従来の8ピンで、推奨の電源ユニット容量は450Wになる。この容量ならGeForce GTX 1660 TiやRTX 2060といったビデオカードを搭載した数年前のBTO PCのグレードアップにも良さげだ。

GeForce RTX 4060 AERO OC 8Gのスペック
製品名 GeForce RTX 4060 AERO OC 8G
型番 GV-N4060AERO OC-8GD
アーキテクチャー Ada Lovelace
ブーストクロック 2550MHz(ベースクロック 1830MHz)
メモリーデータレート 17Gbps
搭載メモリー GDDR6 8GB
メモリーバス幅 128bit
PCI Express Gen4.0×8
補助電源コネクター 8ピン×1
推奨電源ユニット容量 450W
出力端子 HDMI 2.1a×2、DisplayPort 1.4a×2
ボードサイズ 281×114×38mm

 出力端子は、GIGABYTE製ビデオカードでは、定番となるHDMI×2、DisplayPort×2の4系統になっている。HDMIが2基あるとマルチモニター運用時や、液晶タブレットを使う時に助かることもあるので、グッとくるところだ。

補助電源コネクターは8ピンを採用する

デュアルBIOS搭載で、「OC」(デフォルト)と「SILENT」の切り替えスイッチが備わっている

出力4系統で、HDMI×2、DisplayPort×2を備える。端子は金メッキされている

GeForce RTX 4060 AERO OC 8GのGPU-Z。メモリーバス幅128bit、GDDR6 8GB、PCIe 4.0×8動作などを確認できる

TGPは定格の115Wから、13%増の130Wまでブースト可能になっている

ゲーム中の実クロックは、2775MHzまで伸びていた

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう