日本郵便は6月6日、新しい決済端末機の採用と、9月末までに全国の直営郵便局にキャッシュレス決済を導入することを発表した。
利便性向上を目的として、9月末までに、全国およそ2万局の全ての直営郵便局の郵便窓口に、キャッシュレス決済を導入する。また、三井住友カードの提供するオールインワン決済端末「stera terminal」を郵便局に配備し、あらゆる決済ニーズに応えるとともに、支払時の取り扱いスピードの向上を図る。
現在キャッシュレス決済を導入しているおよそ8600局においては、すでにstera terminalの使用を開始している。キャッシュレス決済未導入のおよそ1万2000局については、9月末までに同端末を導入する予定。なお、簡易郵便局については、現在およそ1700局で二次元バーコードによるスマホ決済に対応している。
郵便窓口で取り扱っている以下の商品・サービスのお支払い時に、キャッシュレス決済を利用できる。
(1)郵便料金または荷物(ゆうパック、ゆうメールなど)運賃の支払い
(2)切手、はがき、レターパックなどの販売品(印紙を除く)の支払い
(3)カタログ、店頭商品などの物販商品の支払い
決済方法・ブランドは、クレジットカードは6ブランド、電子マネーは4ブランド、スマホ決済は11ブランドが利用できる。
■決済方法・ブランド
クレジットカード(国際ブランドのデビットカードを含む):Visa、Mastercard、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners Club、銀聯
電子マネー:交通系電子マネー、iD、WAON、QUICPay+
スマホ決済:ゆうちょ Pay、au PAY、d払い、J-Coin Pay、LINE Pay、メルペイ、PayPay、楽天ペイ、Alipay、WeChat Pay、銀聯 QR
※簡易郵便局は、対象商品・サービス及び決済種類・ブランドが異なる。詳しくは日本郵便ウェブサイトを確認のこと。
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