ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。みなさん、つけ麺でおなじみの“三田製麺所”はご存じのことかと思います。スープがとにかく濃厚で個人的にはお酒の〆にいただくのも好きです。
そんな三田製麺所にトピックスです。旗艦店がお台場にできました。しかも、旗艦店ではメニューの半分以上を刷新したというのです。どういうことでしょうか。さっそく行ってきました!
三田製麺所の旗艦店がお台場にオープン
エムピーキッチンが運営する「つけ麺専門店 三田製麺所」は2008年に東京港区の三田に1店舗目をオープン。現在、全国に40店舗以上を展開しているつけ麺専門店です。4月28日に新しく「ダイバーシティ東京 プラザ店」がオープンしました。
ダイバーシティ東京 プラザ店は旗艦店として、既存店のメニューを半分以上刷新しています。「ざる中華」など、既存店にはないメニューも用意。
ざる中華は、このために開発した専用の麺だとのこと。つけ麺の麺とは違います! これは気になる。さっそく食べてきました!
「ワンタンざる中華」を実食してみた
注文したのは「ワンタンざる中華」(1460円)。 ワンタンも既存店にはなく、新店ならではです!
麺は平打ちのちぢれ麺。メニューで見るよりひらひらとしています。中太ストレートつけ麺の麺とはかなりギャップがあります。
スープは豚清湯(ちんたん)がベース。鶏清湯はよくききますが、豚の清湯は珍しいですね。
麺をからめていただくと、スッキリした醤油の味わいから入ってきて、懐かしいの感じの甘酸っぱさ。
なるほど、さっぱりとした酸味が特徴で、爽やかにいただけますが、最後には凝縮した旨みが残るのが魅力です。やはり三田製麺所らしい、「濃い」仕上がりになっています。
爽やかなのに、深い。いいですね!
麺はツルツルと喉ごし滑らかで、なおかつスープの絡みがばっちり。平打ち麺ってざる中華であまりないような気がするけど、絡みがいいようにかなり試行錯誤した結果だそうですよ。
ワンタンは4つも入っています。肉ワンタン、海老ワンタンから選べます。2コ、2コのカスタムもオーケー。ワンタンはひとつひとつ手包みだそうです。私の中でワンタンって、雲吞という漢字の通り、ヒラリと薄く漂うものを想像していましたが、しっかり具が入っていて入道雲のようでした。食べ応え〇です。
チャーシューは味が染みていて柔らか。切り立てだそうですよ。いっきに頬張ると口の中が肉いっぱい!
三田製麺所のざる中華、つけ麺とは違う新境地です。酸味がきいているため軽やかで、サラリと食べやすい感覚がある一方で、さっぱりしすぎない骨太なコクがあるため、これまでの濃厚なつけ麺を好きな人も満足できる仕上がりでに思えます。
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