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トヨタのハイブリッドコンパクト「アクア」が新しくなったので使い勝手を検証した

トヨタ アクア

 クルマ好き女子の矢田部明子です。今回は、トヨタのハイブリッドコンパクトカー「新型アクア」についてレポートします。乗って分かった、良かったこと&悪かったことを、包み隠さずお伝えしますので、購入を検討されていらっしゃる方は、ぜひ参考にしてください!

トヨタ「新型アクア」はこんなクルマ

 2021年7月に、10年振りのフルモデルチェンジを遂げたアクア。それまでのイメージを一新し、スタイリッシュな外観&シンプルで上質な内装になっただけではなく、最新の安全機能や非常時に役立つ給電システムを搭載しています。前モデルと変わらないのは「日々の暮らしにちょうどいいクルマ」という点で、普段使いしやすく、家族で使うにはピッタリな仕様になっています。そんなアクアが、一体どんな進化をしたのかを詳しく見ていきます。

新型アクア Z(HEV・2WD)の主なスペック
サイズ 全長4050×全幅1695×全高1485mm
ホイールベース 2600mm
車重 1130kg
エンジン 1490cc 直列3気筒
最高出力 61kW(91PS)/5500rpm
最大トルク 120N・m(12.2kgm・f)/3800~4800rpm
モーター最高出力 前:59kW(80PS)
後:4.7kW(6.4PS)
モーター最大トルク 前:141N・m(14.4kgm・f)
後:52N・m(5.3kgm・f)
価格 240万円(税込)

 それでは、細かくチェックしていきましょう!

アクアのチェックポイント その1
エクステリア&インテリア

 個人的に、大きく変わったなと思うのはグリル部分です。周りをメッキで囲むことで、よりスタイリッシュな雰囲気になりました。ライトは旧型よりも若干丸くなって優しい雰囲気に◎。

 フロントガラスがかなり寝ているので、サイドのシルエットは前から風を受けて走っているような疾走感があります。

 サイドガラスもリアにいくにつれて上がっていて、キリッとカッコイイ印象に。

 リアタイヤの上部分が若干盛り上がっていて、フェンダーが張り出しているように見える&大きめのリアスポイラーがスポーティー! テールライトも曲線になったので、個性的になりました。

 内装の質感は、かなり上品に。ハンドルをはじめ所々に合皮があしらわれていて、高級感があります。

 ここにピアノブラックが入ってくると、シックで大人な雰囲気に。

アクアのチェックポイント その2
小回りが効き燃費が良い

 小回りが効き、燃費もいいので、普段使いするにはもってこいの車です。走行音が静かなので夜間に運転するときも近所迷惑にならないというのもうれしいポイントでした。あとは、坂道&重い荷物を積んでいても発進がスムーズで、トルクの良さを感じます。

 ただ、視界の悪さは結構気になりました。フロントガラスもですが、リアの窓ガラスが小さいので後方が見えませんでした。

 ほかには、シフトノブ横に走行モードを変えるボタンが縦に3つ並んでいるのですが、これが押しにくい……。というのも、「P」のボタンを押したいのに、2個いっぺんに押してしまって、「P」のボタンはどこだ!? となってしまうシーンが何度かありました。

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