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「カローラクロス」はアイドルも納得のお値段以上コスパ最強SUVだった

2023年04月09日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●寺坂ユミ(@129Ym_afilia)編集●ASCII

トヨタ/カローラクロス(写真・価格はHYBRID Z(2WD)/299万円)

 アニメ「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」の2期OP曲のセールスが絶好調のアイドルユニット「純情のアフィリア」の寺坂ユミさん。彼女をASCII.jp自動車部のゆみちぃ部長としてお迎えしての試乗企画も結構長いものになりました。そろそろ1台クルマを買っていただきたいなぁということで、今回はコスパナンバーワンSUVの呼び声高い「カローラクロス」です。果たして「高いのは嫌なのでコスパに極振りしたいと思います」なだけのSUVなのでしょうか?

全長4490×全幅1825×全高1620mm

全長4490×全幅1825×全高1620mm

全長4490×全幅1825×全高1620mm

 カローラクロスを見て「でかっ!」と声をあげたゆみちぃ部長。それもそのハズ。全長4490×全幅1825×全高1620mmと、他社のコンパクトSUVより200mmもロングボディーなのですから。それでいながら、ガソリンエンジンのエントリーモデル「G“X”」が199万9000円、ハイブリッドの「HYBRID G」で259万円(いずれも2WD)と、他社コンパクトSUVよりもお求めやすいプライス。

 「バーゲンじゃないですか! 価格破壊じゃないですか!」と驚きの声をあげます。はい、めちゃんこ安いんですよ。このお値段のおかげか、2021年9月の発売開始から1年間で6万3000台売れたというのも納得です。

バックドアを開けた様子

荷室容量は487リットル

後席背もたれを倒した状態

広い荷室に大満足のゆみちぃ部長

 大きく見える理由のひとつは、後端をスラントさせたクーペSUVスタイルではないことです。実はホイールベースはC-HRやカローラスポーツ(ハッチバック)と変わらないのですが、このボディーによって荷室が大幅拡大。なんと容量は487リットルとライバルを100リットル以上圧倒! 「荷物がいっぱい載るのはイイことです!」というもののの、使い勝手も気になるところ。

 荷室にピタリとはめ込み段差を整えてフラット化できる「ラゲージアクティブボックス」がオプションで用意されているので、車中泊にもヨサゲ。もちろんパワーゲートなので、箸より重いものを持てないと噂のゆみちぃ部長でもラクラク開閉できます。

ACコンセントを指さすゆみちぃ部長

 さらにハイブリッドモデルであれば、最大1500Wの電力をアウトプットできるACコンセントがオプション装着できたりします。これはトヨタのハイブリッドでは当たり前のオプションなのですが「ACコンセント、あるってだけでマジでイイ!」とスマホ世代のゆみちぃ部長はニッコリです。

エンジンフードを開けたゆみちぃ部長

ヤリスクロスのパワーユニット

 パワーユニットは、1.8リッター直4 DOHCとモーターの組合せ。エンジンの最高出力は98PSで最大トルク14.5kgf・m。モーターの最高出力は72PSで最大トルク16.6kgf・mとのこと。一見物足りなさそうですが、トヨタはパラレルハイブリッド(モーターはサポートで基本的にエンジンで走る)なので、システム全体として最高出力は122PSと十分なパワーを有しています。ちなみに燃費は、WLTCモードで26.2km/Lと驚異的な好燃費を達成したというから驚き。

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