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『ホグワーツ・レガシー』や『WILD HEARTS』と言った話題の最新作も超快適!?

Ryzen 9&RTX 4090と最強クラスのPCで、アスキーの編集者が普段プレイしているPCゲームがどれだけ4K高解像度で快適か試してみた

2023年03月14日 11時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

解像度が4Kでも100fpsを超えで余裕がある!

 編集部のメンバーが普段プレイしているゲームの検証に移る前に、まずは基本性能を定番ベンチマークソフトで確認しておきたい。計測に使用したのは、CPU性能を計測する「CINEBENCH R23」、GPU性能を確認する「3DMark」、実ゲームベンチとして定番の「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」(FF14ベンチ)だ。

 CINEBENCH R23のスコアは、マルチスレッドで28450pts、シングルスレッドで2010pts。同じパーツ構成ではないので、あくまで参考値として考えて欲しいが、2020年に発売された同じ24スレッドのRyzen 9 5900Xの場合、マルチスレッドが約20000前後、32スレッドのRyzen 9 5950Xで約25000前後なので、前世代でよりスレッド数の多いRyzen 9 5950Xにも勝る性能を持ち、CPUが優位に働くPCゲームのフレームレートの安定度や実況配信しながらのプレイがより快適になる。

 3DMarkは、現行最高の性能を誇るGeForce RTX 4090を搭載しているため、総じてスコアが高い。解像度が3840×2160ドットの4KであるTime Spy ExtremeでもフレームレートがGraphics test 1で122.35fps、Graphics test 2で112.80fpsと100fpsを超え、人気のAAAタイトルでも高フレームレートで遊べる性能が期待できる。

 FF14のベンチマークは、解像度4K(3840×2160ドット)、最高品質、フルスクリーンで計測してもスコアが24171の“非常に快適”評価。平均フレームレートも170.2fpsと高く、3DMarkの結果と同じく高解像度でも高フレームレートで遊べる裏付けとなっている。

スマホでもプレイできる軽い『原神』は当然4Kで超快適

 では、基本ベンチで計測したように4K高解像度でPCゲームが、いかに快適に動作するのか、実際にアスキー編集部の編集者が普段プレイしているPCゲームでも計測してみた。

 まずは、ジサトラの若手であるユージが、全キャラクターを入手するほどハマっている『原神』で動作をチェック。

ジサトラユージが実際に4K高解像度で『原神』をプレイ。さすがのオーバースペックだが、安定して4K高解像度で遊べるのはイイと太鼓判

 ゲームプレイは、解像度4K、画質設定は「高」、垂直同期はオフにし、CapFrameXで計測している。99パーセンタイル(P1)は最小値として言及する。

『原神』は最大フレームレートが60fpsなので、基本60fpsまでしか上がらない。最大値が60fps以上なのは、計測の誤差範囲として考えて、ほぼほぼ60fpsに張り付いていることがわかる。最小は51fpsとやや落ちているが、一瞬動作の処理にもたついた際に計測された値とみれば、プレイ中にはほとんど影響を感じないレベルだろう。

 近年は、スマホゲームとして配信され、PCでもプレイできるゲームが増えているが、そうしたゲームは元々スマホでもプレイできるよう軽めに作られている場合が多いので、そうしたゲームはビデオカードを搭載していれば、4K高解像度でも60fpsは余裕に超えられる。

 言うなれば「G-Tune XP-A」は、オーバースペックであるが、4K高解像度でプレイしながら、実況配信も行なう際でも、このスペックであれば画面がカク付く心配もない。

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