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プライバシー管理・友だち追加……じつは「オフ」推奨の設定もあり

子どもが使うLINEを安全にする設定方法を紹介! そのままだとプライバシーが漏れるかも!?

2023年02月28日 10時00分更新

新年度に向けて、子どものLINE設定を再チェックする方法を紹介!

友だち追加は手動でさせよう

 「子どもにLINEを使わせるときにはどんな設定が必要ですか」と聞かれる。これまでにオープンチャットLINE VOOMの使い方と設定で制限する方法について解説してきたが、今回はそれ以外のLINEの安全設定についてまとめて解説していこう。

 最近は顔写真も登録せず、名前もニックネームにして、個人情報はほどんど載せないという人が多いようだ。少なくとも、ステータスメッセージには個人情報を入れないほうが安心だろう。

 子どものLINE友だちは、手動で追加したい相手を追加する仕組みにしておこう。設定→「友だち」→「友だち自動追加」、「友だちへの追加を許可」はオフ推奨だ。

「友だち自動追加」と「友だちへの追加を許可」はどちらもオフ推奨

プライバシー管理設定は?

 設定→「プライバシー管理」でプライバシー管理画面となる。

 パスコードロックをかけると、LINEを開くためにパスコード入力が必要となる。いざというときに保護者が確認できないので、オフのままが良いだろう。

 また、そもそも18歳未満はLINE IDを設定できないが、「IDによる友だち追加を許可」はオフのままにしておこう。

 「メッセージ受信拒否」についてだが、たとえば筆者の息子の場合、学校がスマホ持ち込み禁止であり、友だち経由で新しい友だちを追加しているので、追加されたときにメッセージに気付けるよう、オフのままにしている。

 しかし通常ならば、「オン」にして友だち以外からのメッセージは拒否することでスパムなどが防げるので、利用状況に合わせて設定してほしい。

 「Letter Sealing」は、セキュリティを高めるためにトーク内のやり取りを暗号化するというもの。全員がオンにしてなければ意味はないものの、「オン」推奨だ。

プライバシー管理の項目は多いが要確認

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