CData Software Japanは2月9日、テクノツリーが提供する帳票電子化クラウドサービス「XC-Gate.V3」が「CData JDBC Drivers」と製品連携を開始したことを発表した。
XC-Gate.V は、Microsoft Excelで作成した帳票を、タブレットなどで入力しやすいようウェブ画面の電子帳票に変換するシステム。企業でプロジェクト管理、顧客情報といったデータをSaaSで管理することが増えてきたことから、XC-Gate.V3の入力UIからのデータ入力や、プロジェクト情報、各種マスターデータをXC-Gate.V3から参照するニーズが高まっているという。
今回、XC-Gate.V3のデータ連携モジュールであるXC-ConnectにCData JDBC Driversを配置することにより、オンプレミスのデータベースと同感覚でSalesforce、kintoneなどのSaaSデータをXC-Gate.V3で利用することが可能になった。XC-Connectは、XC-Gate.V3のスタンダードプラン以上で利用可能。
XG-Gate.V3とXC-ConnectからCData JDBC Driversを利用することで、ノーコードでSaaSのデータを活用できるようになる。例えば、APIコーディング不要でXG Gate.V3から250種類を超えるSaaS/DBの利用が可能になるほか、SaaSデータのXC-Gate.V3からのRead、XC-Gate.V3からSaaSへのデータ入力、SaaS上のマスターデータなどのLookupなど標準SQLで多様なデータ操作を実現する。また、CData JDBC Driversの設定方法は、JDBC Driversの登録、データベースの追加、処理の定義とXC-Connectの機能を使ってシンプルに実装できる。
XC-Gate.V3 から利用可能な外部データ例は以下の通り。
CRM:Salesforce、Dynamics 365、kintone、PCA 商魂・商管クラウド など
ERP:SAP、NetSuite、PCA 会計クラウド など
プロジェクト管理:Jira、Backlog、Asana など
データベース:MongoDB、Google BigQuery/Spanner、SAP HANA など
Eコマース:Yahoo!ショッピング、Shopify、Amazon Marketplace など
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