画面比率16:10の13.4インチディスプレーを搭載したビジネスモデル
モバイルワークで活躍するスタイリッシュでスタイラスペン付属2in1ノートPC、MSI「Summit E13 Flip Evo A12M」
インターフェースは、HDMI×1とトレー式のmicroSDスロット、オーディオコンボジャック、USB3.2 Gen1 Type-A×1、Thunderbolt 4対応USB Type-C×2(USB PDに対応)が備わっており、ビジネス用途で別途ハブや変換ケーブルがなくても、映像出力やUSB-AタイプのUSB機器が利用できる。
中身は、第12世代インテルCore i7-1280Pを搭載したインテルEvoプラットフォームマシン。14コア(6P+8E)/20スレッドで、Pコアが1.8~4.8GHz、Eコアが1.3GHz~3.6GHz。モバイル向けとしてはパワフルなモデルだ。GPUはCPU内蔵インテルIris Xeグラフィックスで、メモリーは16GBか32GBのLPDDR5オンボード。ストレージはPCIe 4.0対応のM.2 NVMe SSDで、1TBと512GBが用意されている。
無線LANは最大2.4Gbpsの高速通信が可能なWi-Fi 6に対応し、Web会議向けにAIを活用したノイズキャンセリング機能を搭載。マイクとスピーカー出力の両方に対してノイズ除去を行なってくれるので、明瞭な音声で聞き取りやすくなる。テレワークでの利用には欠かせない機能だ。
ちょっとした3Dゲームもこなせる能力
それでは、マシン性能をチェックしていこう。今回お借りしたモデルは、「Summit-E13FlipEvo-A12MT-038JP」で、メモリーは32GB、ストレージは1TBとなっている。ベンチマークテストは、給電した状態でマシンの性能をコントロールする「MSI Center Pro」アプリにて、AIによる自動調整の「Smart Auto」と「ハイパフォーマンス」(クーラーブーストモード)で行なっている。
まずは、CPU性能を測る「CINEBENCH R23」から。計測は初期設定の10分間回したときの平均値としているので一発測定よりは値が低くなる。
結果は、マルチコアが9000pts前後、シングルコアが1644ptsとなった。「Smart Auto」と「ハイパフォーマンス」とでは約180pts差がつき、ハイパフォーマンスモードでの効果があることがわかった。
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