週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

2022年12月14日~12月20日のツイートデータから注目「コミック・ラノベ」流行語を探し出す

もうTwitterでもジャンプしか勝たんのか? ツイート数では上位独占の勢い

2022年12月28日 17時00分更新

第9部の発表でジョジョがランクイン

 6位は「チェンソーマン」。12月14日に放送されたアニメ第10話や、12月18日に開催された『ジャンプフェスタ2023』での特設ステージが話題に。ほか、とあるメディアによる『チェンソーマン』と『賭博黙示録カイジ』の主人公の底辺具合を比較した投稿が3.8万いいねの人気となっています。

 

 7位は「SLAM DUNK」。映画『THE FIRST SLAM DUNK』の感想が多数投稿されているほか、原作者の井上雄彦による、映画公開後デイリーで投稿しているイラストが人気のようです。

 

 8位は「青の祓魔師」。12月18日に開催された『ジャンプフェスタ2023』にてTVアニメ新シリーズの制作が発表。新シリーズのビジュアルとPVが公開され、ツイート数が急増しました。

 

 9位は「ブルーロック」。12月18日に放送されたTVアニメ第11話の話題のほか、アニメ公式より連続2クール全24話であることが発表されたことで大きな反響がありました。

 

 10位は「ジョジョの奇妙な冒険」。12月19日発売の「ウルトラジャンプ」1月特大号にて、2023年3月発売予定の3月号から第9部『The JOJOLands』を連載開始すると発表があり、ツイート数が急増しました。

ジャンプフェスタ2023のチケットに注目!

 今回ランクインした10作品中、7作品までが「ジャンプ」ブランド発の作品でした。残りの作品はドラマ&俳優効果の「クロサギ」、アニメ&W杯効果の「ブルーロック」と考えると、ほぼアニメの話題のみで3位につけた「ぼっち・ざ・ろっく!」の人気には驚くばかりです。

 ジャンプ作品の多くが12月17日と18日に開催された「ジャンプフェスタ2023」で発表となった新情報を機にツイートが急増しています。1つのイベントでこれだけの話題を提供できるのはさすがジャンプ、といったところでしょうか。

 なお、ジャンプフェスタは入場無料の完全招待制でした。こうなるとチケットの詐欺や高額転売が気になりますが、専用アプリからの抽選で入場チケットもアプリ内ということもあり、転売自体が難しい仕様となっていました。昨今、SNSでのオンラインチケット詐欺は問題になっていますから、今後は転売困難なチケット販売方法が望まれます。

たまに役立つセキュリティ豆知識

Q:「オンラインチケット詐欺」ってなに?

A:TwitterなどSNSを舞台にしたチケット詐欺。

 TwitterなどのSNSで見かける「チケット譲ります」という投稿。ライブのチケットやテーマパークの入場パスを絶対に入手したいとなると、いささか怪しそうでもDMを送ってしまう人はいるだろう。しかし多くの場合は、代金を振り込む口座を示され、そこに入金してもチケットが届かない、という事態になる。つまりは詐欺だ。

 しかも入手困難なチケットということで、通常の価格よりも上乗せされていることも。なにより、ほぼすべてのチケットは譲渡や転売が禁止されているうえ、チケット使用にあたっては購入した人物と使用する人物が同一であるかを確認されることも多く、仮にチケットを受け取れたとしても入場が認められないこともある。ネットで見かける「チケット譲ります」は避けたほうがいいだろう。

※ご紹介しているデータは、角川アスキー総合研究所が提供中の「Twitter解析サービス」を基にした内容です。本サービスでは、Twitter社と公式に契約して取得したエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、独自の辞書データベースを活用して、高い精度で目的のツイートを抽出・分析することが可能です。当社とNTTデータ、東京大学喜連川研究室による独自の解析システムを用いて、ポジティブ・ネガティブの判定、性別や年代の推計もご提供できます。ご興味・ご関心をお持ちの方は下記よりお気軽にお問い合わせください。
メールはこちらへ

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事