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Z790 Pro RS WIFIで激強ホワイトPCを自作

20万円強で揃うASRockマザーを使ったイチオシ構成を教えます

2022年12月23日 11時00分更新

ライト~ミドル級ゲームで実力をチェック

 ライト~ミドル級ゲームタイトルの「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」、「モンスターハンターライズ:サンブレイク」、「レインボーシックス シージ」、「エーペックスレジェンズ」を見ていこう。

 まずは国内MMORPGの金字塔となる「ファイナルファンタジーXIV」のベンチマーク「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」からだ。画質を「最高品質」に設定し、スコアーと平均フレームレートをまとめた。

 Radeon RX 6600は、WQHD解像度で「非常に快適」指標の1万5000ポイントを下回ったが、フルHDでは余裕の2万ポイント台、平均フレームレートも141.215fpsを記録。快適なプレイが可能だ。そしてGeForce RTX 3070 Tiを選べば、高精細なWQHD解像度で144Hz駆動ゲーミングも狙える。

 次は「モンスターハンターライズ:サンブレイク」で計測。画質は「イメージクオリティ」が「150%」に設定される「高」を選択。ゲーム内「大社跡」を1周した際のフレームレートを「CapFrameX」で計測し、平均(Avg)と1パーセンタイル点(min1%)をまとめた。

 ライト~ミドル級ゲームタイトルだけあって、Radeon RX 6600でも、WQHD解像度で60fpsオーバーを維持できており、フルHD解像度ならゲーミング液晶を組み合わせてのプレイもオッケーだ。

人気の「エーペックスレジェンズ」メインならRX 6600でオッケー!

 続いては、定番eスポーツタイトルでライト級ゲームとなる「レインボーシックス シージ」と、ミドル級の「エーペックスレジェンズ」だ。「レインボーシックス シージ」は画質を「総合品質 最高」に設定し、「レンダリングのスケーリング」をデフォルトの「50」に加え、「100」に設定した状態で、内蔵ベンチマークを実行している。

 ライト級ゲームだけあって、Radeon RX 6600でも、超余裕のフレームレートになっており、フルHD解像度では144Hzを超える240Hzでの張り付きプレイも狙える。

 「エーペックスレジェンズ」は、画質を「極」や「高」を選択した。さらにフレームレートを優先で画質をカスタマイズした。フレームレートは、ゲーム内「射撃練習場」の一定ルートを60秒間移動した際を、「CapFrameX」で計測し、平均(Avg)と1パーセンタイル点(min1%)をまとめた。

カスタマイズ設定

 Radeon RX 6600は、最高画質では平均136.6fps、1パーセンタイル点113.4fpsと144Hzゲーミング液晶の性能を引き出すには一歩足りなかったが、画質をカスタマイズすれば、144Hz張り付きプレイを実現できる。

 GeForce RTX 3060も同じ傾向だが、ワンランク上の性能を持っているだけあって、WQHD解像度でも144Hzでのプレイを楽しめる。また、GeForce RTX 3070 Tiは前世代のGPUだがハイエンドだけあって、WQHD、最高画質での144Hz張り付きプレイを狙える結果を残している。

RX 6600かRTX 3070 Tiが狙い目か

 Core i5-13600Kや、ASRock「Z790 Pro RS WIFI」、DDR5メモリーなどで構成した最新のホワイトコーディネートPCの基本構成と、組み合わせるイチオシGPUのパフォーマンスを見てきた。

 予算や好みもあるが、定番eスポーツタイトルや、ミドル級ゲームタイトルを、画質を気にせずプレイするなら、Radeon RX 6600。WQHDゲーミングをターゲットにするなら、GeForce RTX 3070 Ti搭載ビデオカード狙いがベストチョイスだろう。

ビデオカードは、ASRock「Radeon RX 6600 Challenger D 8GB」と、Palit Microsystems「GeForce RTX 3070 Ti GamingPro 8GB」が狙い目だ

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