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マニアじゃないのに極小親指サイズに感動したゲーム機「Thumby」を衝動買い

2022年11月24日 12時00分更新

わずか親指サイズの本体に
コントロールボタンやMicro USBポートまで装備

 本体上部には、電源オン/オフスイッチ。本体にブザー(スピーカー)を内蔵し、バッテリーの充電と2台のThumbyを繋いで、マルチプレイヤーゲームをするために、本体底部にはMicro USBポートを1個備えている。専用ケーブルのThumby Link cableも販売されている。本体ストレージには、出荷時にAnnelid、SaurRun、SpaceDebris、Tennis、Thumgeon、TinyBlocksの6種類のゲームがプリインストールされている。

 実際に筆者と家族は、プリインストールされているすべてのゲームをプレイしてみた。久し振りに遊んだ1970年代のテニスゲームや1980年代のテトリス風ゲームは、そのシンプルさと懐かしさでいまごろまたハマってしまった。もちろんゲームをプレイするのは、親指ではなく両手の親指の爪先だ。

プリインストールゲームのいずれもが、古くからのゲームユーザーなら一度は見たことがありそうなモノだ。操作は大変そうに見えるが、慣れとは恐ろしいモノだ。爪先でコントロールボタンを押す感じだ。しかし、老眼だけは事前の対策が必要かもしれない

 時代と共にストーリーが複雑化し、体感タクタイルを取り込み、グラフィックスがよりリアルに成長したコンピュータゲームはそれなりに迫力があり楽しいが、シンプルで単音のコンピュータゲームも楽しいものだ。悪ノリでブラウザーで遊べるTiny Game向きのビデオゲームを、EIZOの37.5インチ大型曲面モニターで遊んでみたら予想外に楽しかった。

72×40ドット程度の極小スクリーンで遊ぶゲームを、デッかいワイドな液晶モニターで遊んでみるのもまた楽しくなってくる

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