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自転車vs.ロードスター シートポストサスペンションの乗り心地を測ってみた

2022年11月20日 19時00分更新

ついでにロードスターRFと乗り心地を比べてみた

 私、ついうっかり前回「うちのロードスターより乗り心地がいい」などと書いてしまいました。もちろん先のハイドロニューマチック同様、感覚的な比喩としてですが、実際に比べてみたらどうなんだろうと言うことで、同じようにiPhoneを貼り付けて測ってみました。

 自転車はサドルレールに括り付けましたから、ロードスターも同じシートレールに直接ガムテで貼り付けるという雑な方法を採用。自転車と違ってケースにも入っておらず、振動はよりダイレクトに伝わるはずですから計測条件は公平ではありません。しかし結果はこの通り。

 スポーティな足回りのロードスターとはいえ、やはり自動車は自動車。エアボリュームのあるタイヤを履き、最適化設計されたサスペンションを装備した乗り物は違うんです。

 一番のピークは0.02668g。実にREDSHIFT付きキャノンデールの4分の1。20Hz以上の振動はほぼカットされております。まあ、こうでもなければ1日400kmも500kmも走れる乗り物として成立するわけがありません。

 全世界のロードスターオーナー及びマツダ関係者の皆様、自転車の方が乗り心地がいいなどと戯事を抜かしてしまい、大変失礼いたしました。ここにお詫び申し上げる次第であります。

 それでもREDSHIFTのシートポストサスペンションを付けた自転車は、そうでない自転車より倍は乗り心地がいい。それはお分かりいただけたでしょう。

 ただ今のところ快適なのはサドルだけです。ハンドルだけはリアルな世界の振動にさらされておりバランスを欠く。そこで今度はサスペンション付きのステムをポチってしまいました。

 そのフルサス化の結果は誠に予想外なものでした。それはまた次回。

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