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最大260Hz対応で6万円台!? 31.5型のWQHDゲーミングモニター「32GQ850-B」の魅力をチェック

2022年11月16日 13時00分更新

直感的に操作できるジョイスティックと
ヘッドセット端子を下部に搭載

 使い始めて便利だと感じるのが、OSDメニューの操作に利用するジョイスティックの存在だ。ボタンがどこにあるのか、どのボタンを押せばどんな動作になるのか悩むことなく、直感的に操作できるのがうれしい。

 ちなみに、このすぐ横にはヘッドセット端子が用意されている。わざわざPCに接続せずとも、ここからヘッドセットを利用できるというのが便利だ。

本体下部中央にあるのが、OSDを操作するジョイスティック。その隣に、ヘッドセット端子がある

 ジョイスティックは前後左右でメニューを選び、押し込んで決定するというわかりやすいもの。メニューもジョイスティックで操作しやすいよう階層化されているので、初めて使う人にもやさしい。

ジョイスティックを押し込むとメインメニューに。左で入力切替、右で画面モード切替が可能。もう一度押し込むと、各種設定メニューとなる

各種設定メニューがこちら。先ほどの入力切替や画面モードは、ユーザー定義キーの設定から別の機能へと切り替えることも可能だ

 多くのディスプレーは、決定やキャンセル、項目選択といったボタンが縦一列、もしくは横一列に並んでいるため、お世辞にも操作しやすいといえない。その点このジョイスティックなら、前後で項目を切り替え、右で選択、左でキャンセルといった動作になるため、まず迷うことなく操作できる。

 設定できる項目も多岐にわたっているので、まずは何ができるのか、マニュアルを見ながら一つずつ見ていくといいだろう。

260Hzで表示するならOC設定をオンに!

 スペックでは最大260Hzの表示が可能となっているが、実は、標準のままでは240Hzまでしか出力できない。

 260Hz表示にしたい場合は、OSDメニューの「ゲーム機能設定」から「Overclock」を選択し、この機能を「オン」へと変更してやる必要がある。

260Hz表示にしたい場合、Overclock機能をオンにする必要がある

 なお、これはあくまでディスプレー側の設定だ。OS側でもリフレッシュレートを260Hzへと変更しなければ、260Hzでは表示されないので注意しよう。これは240Hzの場合でも同じ。ゲーミングディスプレーにしてもあまり表示が変わった気がしない、という場合は、リフレッシュレートの設定が正しいか確認しておきたい。

Windowsの場合は、ディスプレイの詳細設定から変更可能。リフレッシュレートが約260HzとなっていればOKだ

 ちなみに、HDRにも対応しているのだが、Overclock設定をオンにしている場合は利用できない。HDRを使いたい場合は、Overclock設定をオフにするのを忘れないようにしよう。

 また、HDRのオン/オフといった設定はなく、OSの設定でHDRをオンにすると自動で切り替わる。HDRが有効かどうかは、OSDメニューの上部にある「HDR」の項目が「ON」と表示されているかで判別可能だ。

HDR表示かどうかの確認は、OSDメニュー上部の表示でできる

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