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「入国審査」「税関申告」に加えて「検疫(ファストトラック)」機能が利用可能に

デジタル庁の入国手続オンラインサービスVisit Japan Webがバージョンアップ。入国手続をワンストップ化

2022年11月01日 14時10分更新

 デジタル庁は11月1日、入国手続オンラインサービスVisit Japan Webのシステムバージョンアップを実施。従来の「入国審査」、「税関申告」手続きに加え、これまで「My SOS」アプリで提供していた「検疫(ファストトラック)」機能が追加され、入国時の必要手続をワンストップで行なえるようになる。

 これにより、外国人、日本人問わず事前にVisit Japan Webで登録を完了しておくことで、入国時・帰国時の空港での手続きをスマートフォンの画面を見せるだけでスムーズに終えることができるようになる。

 なお、11月14日以降の入国で新規にファストトラックを登録する場合、従来のMy SOSでは登録ができなくなるので注意が必要。

ファストトラックとは?

 海外から日本に入国する前に、入国に必要な「質問票と検査証明書(出国前72時間以内)、またはワクチン接種証明書」の確認手続きをあらかじめ済ませておく制度。これにより、 入国時の検疫手続きが簡素になり、スムーズな入国が可能になる。

利用可能空港
成田国際空港、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港、福岡空港、新千歳空港、那覇空港
※検疫(ファストトラック)機能はすべての空港・港で利用可能

利用の流れ
・入国(または帰国)前に行なうこと
STEP 0:アカウント作成・ログイン
STEP 1:利用者情報の登録
STEP 2:スケジュールの登録
STEP 3:必要な手続きの情報登録

・日本到着時に行なうこと
STEP 0:入国・帰国の手続きでQRコード表示

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