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ニコンやライカ、フェイク画像対策にAdobeの新技術

2022年10月24日 09時00分更新

写真の盗用も確認可能に

 筆者は普段、記者会見に出かけ、取材をしつつ、写真を撮影して、編集部に原稿とともに写真を納品している。

 時々、そうした撮影写真がブログに盗用されているのを見かけることがある。これまでは「なんとなく似ているけど、盗んでない?」という探り探りで盗用の確認をするしかなかったが、CAIのような仕組みがあれば、すぐに自分が撮影したものかの確認ができる。

 AdobeのCAI担当ディレクターであるアンディー・パーソンズ氏によれば、デジタルカメラだけでなく、スマートフォンのカメラ、さらにはスクリーンショットを撮る際にも誰がどのメーカーのスマートフォンで撮影したかという情報を書き込めるようになるという。

Adobe CAI担当ディレクター アンディー・パーソンズ氏

 これにより、CAIの取り組みが一気に広がる可能性がある。

 では、スマートフォンに付与情報が書き込まれるようになると、どんな世界が待っているのか。

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