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走りの印象が変わったHonda「クロスカブ 110」で軽快なツーリングを楽しむ

2022年10月22日 15時00分更新

カブだからこそ気楽に走れる
110モデルなら道路の流れに乗れる

 もちろん、カブなので最高速はそれなり。30km/hを超えると切符を切られる原付とは違い、ピンクナンバーの原付2種はまわりのクルマの流れにあわせて走れるから安全性も高い。さらにクロスカブはおそらくトップ4速の60km/h(法定速度)にギアレシオを合わせているのか、60km/hくらいの速度域で流すのが気持ちいい。エンジン回転数が上がりすぎず、振動も少なく、とにかくロングランが苦にならないのだ。

街でもワインディングでも快適。車重の軽さも魅力だ

CC110ならちょっとしたチェアリング気軽にも楽しめる

 さらにクロスカブ110(だけではない、原付2種全体のメリットとして)は、ギアを4速に入れて、ついつい幹線道路を気持ちのいいスピード域で流していても、せいぜい50~60km/h。これなら免許だって安心なのだ。

 ちなみにこの取材の日に燃費もチェックしたところ、都内を走って約61km/L、信号の少ない郊外を流して約65km/Lといったところで、カブらしいスーパー好燃費はきちんとキープしている。

【まとめ】ハンターカブもいいが
軽くて安いクロスカブをオススメしたい

 今カブファミリーのベストセラーといえばハンターカブ 125だけれど、クロスカブ 110は、ハンターカブ 125よりも13kg軽く(クロスカブ107kg、ハンターカブ120kg)、77000円も安い(クロスカブ36万3000円、ハンターカブ44万円)。ハンターカブ指名買いでもない限りは、選択肢のひとつに入れておくことをオススメしたい。

クロスカブを細部まで見る

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■筆者紹介───折原弘之

 1963年1月1日生まれ。埼玉県出身。東京写真学校入学後、オートバイ雑誌「プレイライダー」にアルバイトとして勤務。全日本モトクロス、ロードレースを中心に活動。1983年に「グランプリイラストレイテッド」誌にスタッフフォトグラファーとして参加。同誌の創設者である坪内氏に師事。89年に独立。フリーランスとして、MotoGP、F1GPを撮影。2012年より日本でレース撮影を開始する。

■写真集
3444 片山右京写真集
快速のクロニクル
7人のF1フォトグラファー

■写真展
The Eddge (F1、MotoGP写真展)Canonサロン
Winter Heat (W杯スキー写真展)エスパスタグホイヤー
Emotions(F1写真展)Canonサロン

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