M2搭載、Apple Pencilの体験も大きく進化の新iPad Proが26日発売
アップルは、iPad Proの新モデルを発表。すでに予約注文の受付を開始しており、10月26日に発売する。価格は11インチのWi-Fiモデルが12万4800円、12.9インチのWi-Fiモデルが17万2800円から。
新iPad Proの特徴としては、まずメインプロセッサに次世代に進化した「Apple M2」を搭載している点が挙げられる。従来のM1と比較して、CPUは最大15%、GPUは最大35%の性能向上。ニューラルエンジンについては40%多い演算が可能になるとしている。また、M2に搭載された新しいメディアエンジンとISPにより、ProResビデオの撮影が可能に、ProRes映像のトランスコードも3倍高速になっている。
Apple Pencilでの体験も進化。ハードウェア自体はこれまでと同様の第2世代Apple Pencilを用いるが、画面の最大12mm上でもペン先を検知することが可能になった。これにより、実際にユーザーがペンをパネルに付ける前に位置を表示して、より高い精度でイラストを描いたり、またテキスト入力エリアが自動で拡大されるといった、これまでにない使い勝手が実現される。
また、Wi-Fi部分については、6GHz帯が利用可能なWi-Fi 6Eをサポートしたが、これは日本では利用不可。5Gのミリ波についても現時点では米国版のみとなっている。それ以外では2021年モデルとの共通点が多い。ミニLEDによるローカルディミングは引き続き12.9インチのみ。カラバリはシルバーとスペースグレイの2色。
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