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日本の文化はDX化のほうに進んでいる、シスコジャパン元代表

2022年09月20日 09時00分更新

今回のひとこと

「数年前の日本は、デジタル化という掛け声だけが先行し、実態が伴っていなかった。いまはデジタル化が、行動につながり、現実のものになっている。日本の文化が変わってきた」

(米シスコ アジアパシフィックジャパン&チャイナのデイヴ・ウェストプレジデント)

日本のデジタル化は行動につながり、現実のものになりつつある

 米シスコ アジアパシフィックジャパン&チャイナのデイヴ・ウェストプレジデントは、2021年1月まで、約2年半に渡って、シスコジャパンの代表執行役員社長を務めていた。現在、シンガポールに拠点を置き、日本や中国、アジア太平洋地域のビジネスを統括している。シンガポールに移住する際、「コロナ禍で日本を離れたため、お客様やパートナー、社員には、きちんとした挨拶ができないままだった」という心残りがあった。

 2022年6月には、シスコジャパンの30周年のイベントの開催にあわせて来日したが、滞在時間はわずか18時間。7月になって、再度来日し、1週間滞在して、日本の顧客やパートナーを訪問した。

 「かつては、掛け声だけだった日本のデジタル化が、行動につながり、現実のものになっていることを感じる。それは、日本の文化が変わってきたことを意味する」と、ウェストプレジデントは語る。

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