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「iPhone 14 Pro」で初撮り! 2xカメラと前ボケポートレートがいい感じ!

2022年09月21日 12時00分更新

3匹並んで歩く猫をポートレートモードで……なんだけど、真ん中にだけピントが合ってる点に注目。iOS16のポートレートは、後ろのみならず前もボカせるのだ。2022年9月 アップル iPhone 14 Pro

 発売当日にiPhone 14 Proを無事ゲットできた荻窪圭です。ここ数年は、初日にオンラインでSIMフリーのiPhoneを予約し、発売当日に届けてもらって、その場でSIMを差し替えてデータ移行(慣れちゃうとこれがいちばん簡単)。完了したら猫の撮影に行くというパターンになっているのだ。

 で、毎年恒例の「早速、新型iPhoneで猫を撮れ」の回である。行き先は、いつもの「保護猫シェルター QUEUE」。

2022年9月16日に発売されたiPhone 14 Pro。13 Proよりさらにカメラ部がデカくなってるのがまたすごい。

 まあ新型といっても毎年の事なので、劇的に何かが変わるわけじゃないし、見た目も同じようなものだけど、使ってみるといくつか進化点があるのだ。

 わかりやすいのは、2倍ズーム。iPhone 13 Proは「0.5x」「1x」「3x」の3パターンだったが、iPhone 14 Proは「2x」が追加されたのだ。カメラは3つのままだけど、メインカメラ(広角カメラ)が4800万画素になったことで、その中央部1200万画素分だけを使う「2x」(ズーム倍率が2倍になると面積は1/4になる)が追加されたのである。「1x」の次が「3x」ってのはちょいと離れすぎていたからね。

瞬時に猫を見つけてくれるのがiPhoneのよさ。iPhone 14 Proのズーム倍率は、0.5→1→2→3と細かい刻みになった。「2x」は意外に重宝するのだ。

 猫を撮るときは、この「2x」がなかなか都合がいい。「1x」(35ミリ判換算で24ミリ相当)だと猫が小さく写るか、遠近が極端に出ちゃう。「2x」だと程良い距離感で撮れる……ことがけっこうある。

「1x」で撮ったキッチンの上の猫。ちょっと遠いし、猫の周りのあれこれも写っちゃう。特に、保護猫シェルターではほかのお客さんが入らないよう気を使う。2022年9月 アップル iPhone 14 Pro

「2x」にすると、猫にフォーカスした距離感になり遠近もあまりつかなくてよし。しっぽがちょっと写ってるのはご愛敬。2022年9月 アップル iPhone 14 Pro

 ぐわんと寄って顔を撮りたいときは「2x」がいい。「2x」にすると、いい感じに顔のアップを撮れるのだ。

ちょっと近づいて「2x」に切り替えると顔のアップに。2022年9月 アップル iPhone 14 Pro

 逆に、広角ならではの遠近感を生かした写真を撮りたいときは「1x」である。この写真のミソは背景のレンジフードからはみ出た足。レンジフードの上で寝転がってる猫がいたんだけど、そこからはみ出た足がかわいかったので、一緒に入れたかったのである。「1x」のカメラで、しゃがんで下から見上げる感じでねらってみた。

「1x」の広角には、広角のよさがある。背景との遠近感がつくので、ちょっと写り込んだ2本の足がいい味を出してくれた。2022年9月 アップル iPhone 14 Pro

 で、この「2x」は、「ポートレートモード」のときに効いてくるのだ。ポートレートモードでも「2x」が使えるのである。そうすると、いい感じの距離感で、背景がボケたポートレートを撮れるのだ。

眠ってるハチワレを「2x」のポートレートモードで。iOS16では手前もぼかしてくれるので、猫の顔にだけフォーカスしてくれる。2022年9月 アップル iPhone 14 Pro

 しかも、iOS16からポートレート時に背景だけじゃなくて「前景」もぼかしてくれるようになった。冒頭写真がまさにそれ。3匹が何かに向かって歩いてて(何だったかは忘れた)、真ん中の猫にだけフォーカスを合わせて、手前も後ろもボケてるってのがよくわかると思う。撮影の幅がぐんと広がったって感じ。もちろん、「1x」や「3x」でもポートレートモードは使える。

「1x」のポートレートモードで前後をぼかしつつ、猫ハンモックでくつろいでる様子を。前ボケを生かそうとローアングルで撮ったら、微妙な顔になってしまったけどまあよし。2022年9月 アップル iPhone 14 Pro

 身近な猫を撮るときは、ふだんは「1x」か「2x」で、ちょっと遠いときは「3x」、超広く撮りたいときは「0.5x」って使い分けるのがおすすめ。

 iPhone 14 Proのカメラっていろいろと進化してるのだけど、今回は「2xカメラ」と「ポートレートモード」にフォーカスしてみた。超広角カメラとか、「3x」の望遠カメラとか、進化したフロントカメラとかについては、またいずれ。

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筆者紹介─荻窪 圭

 
著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/

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