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マグネシウム合金で軽量かつ高耐久を実現、Windows Hello対応Webカメラも内蔵

まさに“Pro”仕様、最大23.5時間駆動で軽量・堅牢・セキュアー! 安心して使える14型モバイルノートPC「MousePro-NB430H」

2022年09月05日 11時00分更新

キーボードはデスクトップ並みの余裕あるキー配置。タイピング感も良好

変則キーなどもなく余裕をもって配置されたキーボード

 キーボードはテンキーなの88キー日本語配列で、キーの間に隙間を設けてタイプミスを減らすアイソレーション設計を採用。キーピッチはデスクトップキーボードと同等の約19.1mmを確保しており、余裕あるキー配置でタイピングしやすいキーボードとなっている。

 キーストロークは約1.2mmで、キーを押し込むとわずかな抵抗感の後に確かな打鍵感がある。チャカチャカと小気味良い音を立てながら快適にタイピングを行なえた。

 マウス操作はマルチタッチ・タッチジェスチャー対応の高精細タッチパッドを用いている。操作面積は広く、マウス無しでも快適にWindows操作を行なえるだろう。なお、タッチパッドの下辺は物理的に押し込み可能なマウスボタンとなっているので、タッチジェスチャが苦手な人も、昔ながらのタッチパッドの使い方で操作できるようになっている。

 また、キーボードには白色のLEDバックライトが仕込まれており、暗い場所でも問題なく作業できる。LEDの明るさは5段階で調整可能だ。

キーボードには白色LEDバックライトが備わっているので、暗い場所での作業も大丈夫

インターフェースは必要十分。最大3画面でのマルチディスプレー対応で作業も捗る

 次にインターフェース類をチェックしていこう。MousePro-NB430Hのような薄型ノートパソコンはディスプレーのヒンジ側にインターフェース類を配置する余地がないため、インターフェース類は左右側面のみに配置する必要がある。

 MousePro-NB430Hは、左側面にThunderbolt 4(Type-C)×1、USB 3.1 Gen2 Type-A×1、HDMI出力×1、電源コネクターを備え、右側面に電源ボタン、microSDメモリーカードリーダー、4極ヘッドセット端子、USB 3.0 Type-A×1を備える。USBポートは全部でType-A×2、Type-C×1と、必要最低限は確保されていると考えていいだろう。

 また、Thunderbolt 4(Type-C)はDisplayPort出力とUSB PDに対応しており、HDMI出力と合わせて2台の外部ディスプレーを接続可能。本体のディスプレーを含め最大3画面までのマルチディスプレーに対応する。普段は身軽に持ち歩きつつ、オフィスや家ではマルチディスプレー環境で作業効率アップといった使い方も可能だ。

 なお、Type-Cはケーブル1本でディスプレー側への電力供給も担えるので、モバイルディスプレーと組み合わせれば外出先でも簡単にマルチディスプレー環境を構築できる。実際に手持ちの4Kモバイルディスプレーとの接続を試したところ、Type-Cケーブル1本だけで、4K/60Hzの映像出力と電力供給を同時に行なうことができた。

本体前側。ディスプレーを閉じるとかなり薄い印象だ

本体背面。インターフェース類は何もないが、ディスプレーのヒンジで隠れる位置に冷却用の通風孔がある

左側面。本体前方側から、Thunderbolt 4(Type-C)×1、USB3.1 Gen2 Type-A×1、HDMI出力×1、電源コネクターが並ぶ

右側面。本体前方側から、電源ボタン、microSDメモリーカードリーダー、4極ヘッドセット端子、USB 3.0 Type-A×1、ケンジントンロックが並ぶ

 本体底面にはステレオスピーカーの孔が設けられているほか、やや大きめのゴム足が取り付けられている。スピーカー出力は「Dolby Atmos」対応で、動画音声を臨場感溢れるサラウンドに変換したり、オンライン会議中の声を聞き取りやすくしたりといったサウンドエフェクトを加えられる。

左右端の孔がステレオスピーカー。大きなゴム足により、滑りにくくなっている

Dolby設定用アプリから、様々なサラウンドプリセットを選択できる

 Dolby Atmosを有効にしたサラウンドはノートパソコン底面の小型スピーカーから鳴っているとは思えないくらい臨場感が高く、動画鑑賞も十分楽しめるぞ。

 外観や使い勝手についてはここまで。次回はベンチマークなどを交えてMousePro-NB430Hの性能面を探っていこう。

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