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プリンストン「PSA-TPRMS」はタッチペン2.0だ!?

コスパ良好! Surface&MPP2.0対応アクティブスタイラスは即買い推奨

2022年08月31日 11時00分更新

文● 二瓶朗 編集●ASCII
提供: 株式会社プリンストン

Surfaceのお供として1本備えておきたいMPP2.0対応アクティブスタイラス「PSA-TPRMS」をレビュー

ポストコロナでSurfaceは再び輝く!

 業務で使いやすいノートパソコンとしてMicrosoft Surfaceシリーズは抜群の存在感を誇ってきた。在宅勤務が重視される情勢となってからは、どちらかといえば据え置きで使う大画面タイプが人気となった時期もあった。だが徐々にポストコロナが模索されるなか、今後はオフィスと自宅、そして外出先などなど場所を選ばず活躍できるSurfaceの使い勝手の良さが再発見されることだろう。

 さてSurfaceがポストコロナ世界でさらなるヒットを遂げることを予測しつつ今回ご紹介したいのは、そんなSurfaceに対応するアクティブスタイラス、いわゆる「タッチペン」である。Microsoft純正品よりも安価でありながら機能的にも問題ない、コスパ良好なスタイラスだ。

プリンストン「Microsoft Surface対応アクティブスタイラス PSA-TPRMS」

繊細なタッチ操作を可能にするアクティブスタイラス「PSA-TPRMS」

 プリンストンの「Microsoft Surface対応アクティブスタイラス PSA-TPRMS」(以下「PSA-TPRMS」)は、その名の通りMicrosoft Surfaceに対応したタッチペンだ。注目はMPP2.0に対応していること。「MPP2.0」とは「Microsoft Pen Protocol 2.0」の略で、Windowsでのタッチペン操作をより快適にする規格であり、具体的には筆圧・傾き検知機能を備えているスタイラスペンということとなる。

PSA-TPRMSのパッケージ。「MPP2.0」対応が大きくアピールされている

 「PSA-TPRMS」のカラーバリエーションはブラック一択ではあるが、ビジネスシーンで使われることの多いSurfaceとの組み合わせでは落ち着いた印象と言えるだろう。なお正式な製品型番は「PSA-TPRMS-BK」である。

 外観はやや丸みをおびた六角形、いわゆる鉛筆と同形状のフォルムだ。机上に置いてもコロコロ転がりにくい。鉛筆同様に握ったとき、ちょうど指先(親指もしくは人差し指)が当たる箇所に「ファンクションキー」を2つ装備。基本の右クリック操作に加え、各ツール内での消しゴム操作などを割り当てることが可能。

ファンクションキーを2基搭載。握るとちょうど指が当たる部分に配置されている

 「PSA-TPRMS」の筆圧感知は4096と高い感度を誇り、傾き検知機能と合わさることで手書き感覚での繊細な操作が可能となっている。なお、傾き検知機能については対応機種のみで動作するが、Surfaceシリーズは以下の通り。

対応機種一覧

Surface Pro 5~8 / Surface Pro X / Surface Laptop 3~4 / Surface Laptop Studio / Surface Book 2~3 / Surface Go / Surface Go 2~3 / Surface Studio / Surface Studio 2

 「PSA-TPRMS」はバッテリー駆動で、本体の底部(ペン先の逆側)付近に搭載されたUSB Type-Cポートから充電できる。充電時間は約3時間で、連続動作時間は80時間。動作スイッチなどは搭載せず、Surfaceに近づけると自動的に電源がオンになる。また、未使用時間が3分を超えると自動的に電源オフになる仕組みだ。なお、充電用のUSB Type-Cケーブルが付属。地味ではあるがありがたい。

充電端子。USB Type-C対応で、保護キャップは取り外し可能

 タッチペンの消耗品と言えば、すり減るペン先。「PSA-TPRMS」の場合、なめらかなペン操作と耐摩耗性に優れたPOM(ポリアセタール樹脂)素材がペン先に採用されているものの、やはり長期間使用していれば徐々にすり減るのは回避できない。しかしながら「PSA-TPRMS」には交換用の替え芯が付属する。しかもペン先は3本付属するので、摩耗を気にすることなく利用できるだろう。

ペン先部分にはPOM素材が採用され、耐摩耗性と高操作性を両立させている

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