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実売3万円を切る「G24F 2」はコスパ抜群の165Hz対応ゲーミング液晶だ

2022年08月19日 15時00分更新

ゲームをアシスト
プレイヤーを優位に導き勝利につなげる

 コントロールボタンの「Setting」およびOSD Sidekickから行なえるゲームアシスト機能を紹介しよう。

 まずは「Black Equalizer」。屋内シーンなど、画面が暗すぎて見づらいといったことはないだろうか。「Black Equalizer」は黒色領域の輝度を調節する機能だ。ガンマ設定などで通常の映像における設定を調整していても、シーンによっては持ち上げたい時もある。そんな時にBlack Equalizerが効果を発揮する。

 先に紹介したOSD Sidekickのホットキー機能を利用すれば、Black Equalizerの設定も呼び出せるので、たとえば屋外では低い値の設定、暗い建物内に入った時には高い値の設定と、シーンに応じて明るさを調整できる。

blackequalizer Lv0の状態。影の部分が何がなんだかさっぱりわからない

blackequalizer Lv10。これが何もカラー設定をいじっていない素の画質となる

blackequalizer Lv15。影になっている暗い部分が明るく補正され、画面中央の改札ゲートの奥に敵が潜んでいるのを視認しやすくなっている

blackequalizer Lv20。ここまでレベルを引き上げると画面はかなり白っぽくなるが、ここはタイトル次第、シーン次第だ

 照準線はディスプレー上に照準を表示する機能だ。ゲーム側ではなくディスプレー側でオーバーレイ表示する。そのゲーム、あるいは選んだ武器の照準が判別しづらい、しっくりこないという時などに利用してみるといいだろう。

左が照準線OFF、右が照準線ON。照準線を表示すると狙いがつけやすくなる。照準線の形状や色はOSD Sidekickで変えられる

 ゲームタイマーは便利なタイマー。カウントアップ、カウントダウンと、好みに合わせたタイマー機能を利用できる。

はじめてのゲーミングディスプレーに最適な充実機能&低価格

 GIGABYTEのG24F 2は、紹介してきたとおりひととおりのゲーミングディスプレーとしての機能を備えつつ、プラスアルファでUSB接続によるOS上からの設定やホットキー機能が便利な製品だ。広色域&HDR対応なのでゲームの世界観をより楽しめるほか、映像視聴や映像編集、写真補正などホーム用途でも活用できる。

ゲーミングディスプレーとしては比較的低価格のG24F 2。画面サイズがゲーム大会などで広く使用されている23.8型なので、初めて選ぶゲーミングディスプレーに最適だ

 実売価格は2万8800円前後。一般的なPC用ディスプレーをお使いの方が、初めて選ぶゲーミングディスプレーとしても検討しやすい価格と言えるのではないだろうか。165Hz(あるいは180Hz)で優位に立ち、ホットキー&Black Equalizerで勝利を呼び寄せる、ゲームで上位を狙っていきたい方にオススメの製品だ。

【価格.com】

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