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チームでの情報共有に効く国産のオンラインホワイトボード「Strap」

2022年08月25日 10時30分更新

複数人で活用するために便利な機能がいろいろと用意されている

 タスクバーの「タイマー」をクリックすれば、カウントダウンのタイマーを利用できる。みんなにアイディア出しをお願いするときなどの時間計測に便利だ。

 「アイコン」では多数の絵文字が用意されている。スタンプのようにボードに貼り付けられ、気楽にコミュニケーションできる。いいアイディアが書き込まれたら拍手の絵文字を付けたり、内容に合わせて笑顔や泣き顔を使ってもいい。デザイン/開発やゲーム、地図/場所などさまざまな絵文字が用意されているので、資料を見やすくするのにも役立つだろう。

必要に応じて自由にホワイトボードを活用できる。右上に表示されているのがタイマーだ

アイコンパネルを開き、アイコンを選択したら、任意の場所に配置できる

図形は丸、四角、三角、菱形、長丸が用意されている

 フォーマットを作り、その上で情報を編集しながら議論することも多いが、その時にメンバーの誤操作でデザインが崩れてしまうことがある。もちろん元に戻せるが、議論に集中すべき時に気が削がれるのは回避したいところ。

 そんな時は、エレメントをロックすればいい。ロックしたい領域を選択して、ポップアップメニューから鍵のアイコンをクリックするだけ。再度鍵のアイコンをクリックすれば解除されて編集できるようになる。誤操作によるストレスを防ぐためにもぜひ活用したい機能だ。

エレメントをロックすれば、デザインが崩れるのを防げる

 社員が退社するときなどのメッセージボードを作るのにもぴったりだ。オンラインホワイトボードである「Strap」にはメンバーが集まりやすいので、短時間で全員からのメッセージを集められる。単にテキストを並べるだけでなく、任意の画像を貼り付けることも可能だ。

 メッセージを書き込んだら、全体を選択し、「グループ」アイコンをクリック。メッセージボード全体をグループ化したら、右クリックメニューから「画像で書き出し」をクリック。選択したボードの画像がダウンロードできるので、そのまま贈っても良いし、紙に出力してもいいだろう。

エレメントを選択して「グループ」アイコンをクリックする

右クリックメニューから「画像で書き出し」をクリックと画像がダウンロードされる

パーソナルに使える個人スペースも便利

 元から用意されている「General」スペースや普通に追加したスペースには、基本的にワークスペースのメンバー全員が自由に入退出できる。しかし、扱う情報によっては役員だけとか、関わるプロジェクトメンバーだけで共有したいということもあるだろう。そんな時は、スペースの作成時に「プライベートスペースにする」をオンにすればいい。招待したメンバーだけがアクセスできるようになる。

 また、自分だけが利用できる個人スペースも用意されている。ホワイトボードは個人でもぜひ活用したいところ。ビジネスアイディアや人生プラン、明確になっていない目標などをとりとめなく書き込むことで、頭の中を整理できる。その分、絶対に人には見られたくないので、参加スペースと完全に切り分けて利用できるのは安心だ。

「プライベートスペースにする」をオンにすれば招待メンバーだけで利用できる

鍵が付いているスペースがプライベートスペースとなる

 以上が「Strap」の活用方法となる。国産プロダクトなので日本語はばっちりだし、データも日本に置いているので安心できる。テンプレート機能もとりあえず揃えたのではなく、実際にグッドパッチが使っているものだったり、同社のノウハウが詰まっているので参考になる。

 価格は月額1000円/1ライセンスで20ライセンスからの1年契約となる。国産の使いやすいオンラインホワイトボードに興味があるなら、まずは「Strap」の14日間無料トライアルで体験してみてはいかがだろうか。

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