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Aruba、N/S高等学校にネットワークソリューションを導入 エンタープライズクラスのスピードと可用性を実現

2022年08月17日 15時00分更新

 Aruba, a Hewlett Packard Enterprise companyは8月17日、同社のArubaの各種ネットワーク製品が学校法人 角川ドワンゴ学園 N高等学校、S高等学校(N/S高)が4月に開校した通学コースの秋葉原キャンパス、渋谷キャンパスに導入されたと発表した。

 Aruba, a Hewlett Packard Enterprise companyは全世界の企業に次世代ネットワーク・ソリューションを提供する主要プロバイダー。クラウドベースのビジネスアプリを活用する新世代の能力を企業が最大に引き出せるよう支援するITソリューションを提供している。

 N/S高では授業や生徒と職員間のコミュニケーション、テスト、部活動などに至るまでオンラインを前提として実施。ネットワークの中断や速度低下はそのまま教育や業務に大きな支障をもたらすため、各キャンパスにも最大限のスピードと可用性が求められたという。

 今回の本導入は、KADOKAWAグループのITインフラや情報システムの設計、構築、運用管理を担うKADOKAWA Connectedのネットワーク設計、構築。150人が同時にインターネットを支障なく利用でき、ZoomやVR、eスポーツも快適に動く無線LAN環境を実現した。速度と可用性を高めつつコストを最大限抑制するとともに、ログ収集やチューニングによってトラブル発生を未然に抑止しながら、運用を効率化。複数の生徒が同時に8Kの高画質映像を視聴でき、遠隔地にいる生徒とのオンライン共同制作の場で、スムーズにコミュニケーションが取れるなど、生徒、教職員からも高い評価を得ているという。

 なお、KADOKAWA Connectedでは「ところざわサクラタウン」のITインフラ構築などを通じて蓄積、標準化された知見を活かすことで2月の構築開始からわずか2ヵ月足らずの4月1日に本稼働させている。

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