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au通信障害「いくら返金されるのか」に関心移る

2022年07月26日 16時00分更新

7月29日の会見に注目

 先日のリーク報道でKDDIがラッキーだったのは、この「数百万」という報道が、どのようにSNSで受け止められているかをチェックできるということだ。世間の反応を見つつ、どのあたりに落とし込めば世間が納得してくれるかを見極めた上で、返金額や対象者などを修正し、発表できそうだ。

 かつて、NTTドコモがahamoを発表した直後に、対抗料金プランを出せずに世間の期待に応えられなかったKDDIはSNS上で「さよなら、au」とボロクソに炎上した一方で、今回の通信障害会見においては、毅然に対応する髙橋誠社長が株を上げた。

 果たして、7月29日はどんな内容で、KDDIは世間を納得させるのか。2018年のソフトバンク、2021年のNTTドコモは返金を行わなかっただけに、注目度の高い会見になりそうだ。

 

筆者紹介――石川 温(いしかわ つつむ)

 スマホ/ケータイジャーナリスト。「日経TRENDY」の編集記者を経て、2003年にジャーナリストとして独立。ケータイ業界の動向を報じる記事を雑誌、ウェブなどに発表。『仕事の能率を上げる最強最速のスマホ&パソコン活用術』(朝日新聞)など、著書多数。

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