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Core i5-1135G7、Windows 10 Pro採用、重さは約1.35kgで薄型軽量!

出社&在宅スタイルには14型! モバイルできてセキュアー・利便性にも優れたノートPCはコレだ!

2022年07月29日 11時00分更新

文● 山口優 編集●八尋/ASCII
提供: マウスコンピューター

第11世代Coreプロセッサー搭載で業務はかなり快適

 MousePro NB211Hは、CPUに第11世代インテル Core i5-1135G7 プロセッサー。最新の第12世代と比べると1世代前のプロセッサーだが、ある程度負荷の高い業務も快適に行なえる性能を持っている。試用機のそのほかの主な仕様は次のとおり。

試用機の主なスペック
CPU Core i5-1135G7(最大4.20GHz/4コア8スレッド)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス
メモリー 8GB
SSD 256GB(M.2接続/NVMe対応)
バッテリー駆動時間 約10時間

 ちなみに評価機のメモリーはシングルチャネルだったが、グラフィックスの性能を最大限活かすには帯域の関係でデュアルチャネル以上が望ましい。予算に余裕があればBTOオプションでメモリーを増設しておくことをおすすめする。今回は、いくつかベンチマークテストを行ない、これらCPUやグラフィックスの性能をチェックしていこう。

 まず、CINEBENCH R23だが、CPUのマルチコアが4682pts、シングルコアが1333ptsというスコアに。同世代の上位モデルのプロセッサー、Core i7-1165G7などと比べても遜色ないパフォーマンスで、普段使いから軽めのクリエイティブ系用途まで幅広く活用できそうだ。

CINEBENCH R23の結果

 次にパソコンの総合的な性能をチェックするためPCMark 10を実行したところ、次のようになった。

PCMark 10の結果

PCMark 10のスコア
総合スコア 4475
Essentials 8461
Productivity 5892
Digital Content Creation 4880

 モバイルノートパソコンとしては、いずれも高いスコアを記録している。とくに基本性能を示すEssentialsとビジネスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが高く、日常的な用途やOfficeアプリなどを使うビジネス用途については快適にこなせるというのがわかる。

 ただし、GPUにCPU内蔵のインテル UHD グラフィックスを採用しているので、写真・動画編集は軽くであればしっかりこなせるが、ガッツリ作業するという用途には向いていない。また、メモリーをデュアルチャネルの16GBメモリーにした際はGPUがインテル Iris Xe グラフィックスになるため、より高いスコアになることが予想される。仕事において少し写真を加工する必要がある場合は、メモリーのアップグレードを視野に入れておくといいかもしれない。

 次に、3DMarkでグラフィックス性能をチェックしてみた。

3DMarkの結果
テスト 総合スコア グラフィックススコア
Time Spy 1150 1025
Fire Strike 2478 2820
Night Raid 10696 11616

Time Spyの結果

Fire Strikeの結果

Night Raidの結果

 前述のとおり、評価機の場合はメモリーがシングルチャネルのため、インテル UHD グラフィックスとなるが、それでも前世代までのCPU内蔵グラフィックスに比べるとパフォーマンスは高い。グラフィックス負荷がそれほど高くないビジネスアプリを中心に使うなら、シングルチャネル時でも十分な性能を持っているといえるだろう。

 このほか、ストレージ性能をCrystalDiskMarkでチェックしてみたところ、以下のようになった。PCIe3.0x4接続のNVMe対応SSDということもあって、シーケンシャルリードが2500MB/s前後と高速。実際、OSやアプリの起動はキビキビしており、スリープからの復帰やアプリの切り替えなどもスムーズだった。

CrystalDiskMarkの結果

 なお、BTOオプションでは帯域幅が2倍のPCIe4.0x4接続のSSDを選択することもできる。より高速な読み出しや書き出しが必要なら、検討してみてはいかがだろうか。

ビジネスユーザーだけでなく個人ユーザーにもおすすめしたい高性能なモバイルノートパソコン

 洗練されたデザインの薄型軽量ボディーに第11世代Coreプロセッサーや高速なストレージなどを搭載した14型モバイルノートパソコンMousePro NB211H。180度開閉できるディスプレーや、タイピングしやすいキーボード、指紋認証センサー、豊富なインターフェースなどの実用的な機能も数多く搭載されており、ビジネスシーンで大いに活躍してくれそうだ。

 直販サイトでは12万9580円からという価格で販売されており、その性能や機能、しっかりとした造りなどを考えればコスパもよい。ビジネスユーザーはもちろんだが、使い勝手のいい高性能なノートパソコンを探している個人ユーザーにも、ぜひ注目してほしい製品だ。

(提供:マウスコンピューター)

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