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RAPID IPSパネルでDisplayHDR 400やG-SYNC Compatibleに対応

RAPID IPSパネルで3万円台!eスポーツ公式大会の画面サイズと同じ24.5インチのゲーミングティスプレー、MSI「Optix G251PF」レビュー

2022年07月15日 11時30分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

 ただ、Optix G273にはなかった豊富な調整機能がついており、設置時に見やすい角度にしてプレイできるはずだ。

高さ調整は0~130mmと広い

スイベルは左右45°と、こちらも振り幅が広い

チルトは-5°~20°と標準的

 また、90度回転のピボットにも対応。縦型ディスプレーとしてWebサイト閲覧や文書作成に活用してもいい。視野角は水平・垂直方向で178°確保されているため見づらくなることもない。

左右に90°回転でき、縦型ディスプレーとしても活用できる

 インターフェースは、HDMI 2.0b×1、DisplayPort 1.2a×1、USB 3.2 Gen1 Type-A(USBハブ)×2、USB 3.2 Gen1 Type-B(PC接続用)×1、ヘッドホン出力×1を搭載。USB 3.2 Gen1 Type-AはUSBハブとして利用可能だが、残念ながらパソコンからディスプレーの設定をする「Gaming OSD」には対応していない。

 ただ電源内蔵のため、コンセント周りがごちゃごちゃになりがちなACアダプターが不要。これはデスク上に設置する際のメリットと言えよう。

映像入力は2つと少ないが、USBハブ機能がついているので、マウスやキーボードをディスプレー経由で利用可能

PS5では120Hz駆動に対応

PS5に繋いでレースゲームを堪能。SIE「グランツーリスモ7」は120Hz駆動には対応していないが、HDR表示で臨場感があり、残像感もなかった

 実際に本製品を使ってみたが、調整機能がしっかり備わっているので、自分にあった見やすいディスプレー角度に設置ができるのは嬉しい。24.5インチという画面サイズは、最近の27インチ流行りからすると小さく感じるかもしれないが、プライベートで楽しむにはちょうどよいサイズだ。

 解像度もフルHDなので、高価なグラボではないゲーミング環境にはうってつけ。まだまだ4Kなどの高解像度でプレイするには、それなりの投資が必要。解像度が高ければより繊細に見えるが、フレームレートが高く滑らかな表示のほうが特にFPSだと敵の動きを把握しやすい。実際、グラボがGeForce RTX 2070 Superな筆者の環境で、FPSや格闘ゲームをプレイしたが、G-SYNC Compatibleに対応していることもあり、カクつきもなく快適にプレイできた。

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