週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

800g以上の豚骨が溶けだしたドロドロ濃厚スープが特徴 金沢で人気「神仙」が東京ラーメンストリートに初出店

2022年06月27日 14時00分更新

文● ナベコ/編集●ASCII

 ごきげんよう、食いしん坊記者のナベコです。ラーメンの店舗数が多い東京ですが、まだまだ全国には数えきれないラーメンの名店があります。今まで東京では味わえなかった味が東京ラーメンストリートに初登場! 食べなきゃ~!

金沢で愛される名店「神仙」

 東京駅一番街(東京駅八重洲南口)にある東京ラーメンストリートでは、全国のご当地ラーメンが約100日ずつで入れ替わり出店する「ご当地ラーメンチャレンジ by 東京ラーメンストリート」を開催しています。6月21日から、金沢(石川県)を代表する名店「金澤濃厚中華そば神仙」が出店。金沢本店の味が東京で楽しめる機会はこれが初めてです。

店主の河方卓さんは福岡がご出身。「誰かにとって心に残るラーメンなってほしい」とのことでした

 今回、期間限定で出店するにあたって、例えば、寸胴は新品だと味が馴染まないため、本店で使っている寸胴そのものを持ち込むなど、味を再現するために細部までこだわっています。

「特製中華そば」(1250円)

 一番人気の「特製中華そば」(1250円)をいただいてみました。麺のかたさは選べて、私は「かた」をチョイス!

バリカタ、かた、ふつう、やわ から選べる

 神仙の中華そばは、豚骨と水のみで炊く茶褐色のスープが特徴の神仙ならではのオリジナリティある豚骨ラーメン。ひとえに、これでもかという「濃厚さ」がすっごいです。

「トロリ」、じゃなくて「ドロリ」

 大量の豚骨を三日間強火で煮込み旨みを極限まで叩きだしたという豚骨スープは、1杯あたりに豚骨がなんと800g以上溶け込んでいるそう。口に含むと「トロリ」……じゃない、「ドロリ」とした粘度のある舌触りと、喉の奥までウッと迫ってくるような、深く、濃い味わい。濃いといっても、豚骨のくさみは気にならず、ピュアな旨みが凝縮されている感じです。う~ん、この濃厚さがご褒美!

麺は細くてストレート

 ラードなどを加えていないとのことで、口に入れた瞬間のインパクトに反して後味は軽く、もたれにくいのも魅力です。濃い味わいなのに、スッと舌に馴染んでスルスルと食べ進められます。醤油の香ばしさも食べやすさに一役買っているのでしょう。

しっとりチャーシュー

 特注細ストレート麺は神仙専用の小麦粉を使用してた風味豊かなもので、スープによく絡みます。チャーシューもスープに浸して食べると旨みが増します。

アクセントを足したい時は、卓上のにんにく、コショウで!

東京ラーメンストリートで9月27日まで

 濃厚でガツンと脳天をゆさぶってくるドロドロ系なのに、食べたあとはどこかスッキリしていて、心をつかまれました! 「あっさり派」「こってり派」で「こってり派」の人にオススメしたいです。お酒の〆にも食べたくなりそうです。

 興味ある人は今の機会に。東京ラーメンストリートで9月27日まで出店中です(予定)。

「中華そば」950円~用意。「旨辛フェア」メニューとして「濃厚麻辣麺」(1150円)も発売中です

店内の装飾

特別配合の小麦粉を麺に使用

■「東京ラーメンストリート」
住所:東京都千代田区丸の内1丁目9-1「東京駅一番街」B1F
   ※JR東京駅構内(改札外)

※記事中の価格は“消費税込”


■「アスキーグルメ」やってます

 アスキーでは楽しいグルメ情報を配信しています。新発売のグルメネタ、オトクなキャンペーン、食いしんぼ記者の食レポなどなど。コチラのページにグルメ記事がまとまっています。ぜひ見てくださいね!

 ご意見、要望、ネタ提供などはアスキーグルメ公式Twitterまで
アスキーグルメ (@ascii_gourmet)

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事