ごきげんよう、食いしん坊記者のナベコです。ラーメンの店舗数が多い東京ですが、まだまだ全国には数えきれないラーメンの名店があります。今まで東京では味わえなかった味が東京ラーメンストリートに初登場! 食べなきゃ~!
金沢で愛される名店「神仙」
東京駅一番街(東京駅八重洲南口)にある東京ラーメンストリートでは、全国のご当地ラーメンが約100日ずつで入れ替わり出店する「ご当地ラーメンチャレンジ by 東京ラーメンストリート」を開催しています。6月21日から、金沢(石川県)を代表する名店「金澤濃厚中華そば神仙」が出店。金沢本店の味が東京で楽しめる機会はこれが初めてです。
今回、期間限定で出店するにあたって、例えば、寸胴は新品だと味が馴染まないため、本店で使っている寸胴そのものを持ち込むなど、味を再現するために細部までこだわっています。
一番人気の「特製中華そば」(1250円)をいただいてみました。麺のかたさは選べて、私は「かた」をチョイス!
神仙の中華そばは、豚骨と水のみで炊く茶褐色のスープが特徴の神仙ならではのオリジナリティある豚骨ラーメン。ひとえに、これでもかという「濃厚さ」がすっごいです。
大量の豚骨を三日間強火で煮込み旨みを極限まで叩きだしたという豚骨スープは、1杯あたりに豚骨がなんと800g以上溶け込んでいるそう。口に含むと「トロリ」……じゃない、「ドロリ」とした粘度のある舌触りと、喉の奥までウッと迫ってくるような、深く、濃い味わい。濃いといっても、豚骨のくさみは気にならず、ピュアな旨みが凝縮されている感じです。う~ん、この濃厚さがご褒美!
ラードなどを加えていないとのことで、口に入れた瞬間のインパクトに反して後味は軽く、もたれにくいのも魅力です。濃い味わいなのに、スッと舌に馴染んでスルスルと食べ進められます。醤油の香ばしさも食べやすさに一役買っているのでしょう。
特注細ストレート麺は神仙専用の小麦粉を使用してた風味豊かなもので、スープによく絡みます。チャーシューもスープに浸して食べると旨みが増します。
東京ラーメンストリートで9月27日まで
濃厚でガツンと脳天をゆさぶってくるドロドロ系なのに、食べたあとはどこかスッキリしていて、心をつかまれました! 「あっさり派」「こってり派」で「こってり派」の人にオススメしたいです。お酒の〆にも食べたくなりそうです。
興味ある人は今の機会に。東京ラーメンストリートで9月27日まで出店中です(予定)。
■「東京ラーメンストリート」
住所:東京都千代田区丸の内1丁目9-1「東京駅一番街」B1F
※JR東京駅構内(改札外)
※記事中の価格は“消費税込”
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— アスキーグルメ (@ascii_gourmet) November 17, 2020
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