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G-Master Hydro Z690 Extreme/D5をレビュー

最大6.2万円引き!?GeForce RTX 3090 Ti&Core i9-12900KSの最強デュアル水冷PCをチェック

2022年06月22日 11時15分更新

充実の前面インターフェース、背面にはUSB 3.2 Gen 2x2も

 PCの使いやすさを考えた場合、インターフェースの数や種類も気になるところだろう。G-Master Hydro Z690 Extreme/D5のPCケースは、PC自作でも人気の高いFractal Designの「Define S2 Black TG」。PCケース内のスペースが広く、拡張性に優れているほか、ガラス側面パネルの美しさ、静音性や冷却性などでも定評のあるミドルタワーモデルだ。

 前面インターフェースは本体上面手前に装備。電源ボタンを中心にヘッドホン出力やマイク入力はもちろんのこと、USB Type-Cは1ポート、Type-Aなら4ポートもあるので、足りずに困ることはないだろう。

USB 2.0×2、USB 3.0×2のほか、USB Type-Cまで装備

 前面のUSBポートが充実していれば、PCの裏側に手探りでケーブルを挿す必要がなくなる。ゲームパッドやヘッドセット、ペンタブレット、USBメモリーなど、一時的に接続したい機器も複数同時に使えるので便利だ。USB Type-Cもあるので、多くの機器に柔軟に対応できる。

ふだん使いのUSB機器は背面に挿しっぱなしがオススメ。USB Type-Cは2ポートあるが、上側は20GbpsのUSB 3.2 Gen 2x2となる

 背面はマザーボードのインターフェースになるが、こちらも豪華だ。最大20GbpsのUSB 3.2 Gen 2x2まであり、高速な外付けSSDを使いたい、という要望にも応えてくれる。有線LANは2.5Gbpsに対応し、無線LANもWi-Fi 6(2x2)をサポートするなど、ネットワーク性能面でも満足できるものになっている。

なお、背面左上のボタンは天面パネルの脱着用

天面パネルは換気カバー

ハイエンドパーツを安定した環境で動かせる!

 G-Master Hydro Z690 Extreme/D5はハイエンドパーツをしっかり冷やせるデュアル水冷の超高性能モデルだ。しかも、CPUクーラーは360mmラジエーターで、パワフルな第12世代Coreの上位モデルでも安心だ。試用機の構成なら、ゲーミングにおいてもクリエイティブな作業でも現状最強の性能で、それを安定運用できるはずだ。

 そして、いくら高性能でもヘッドホンをしなければ我慢できないほど騒音が大きく、長時間動作で不安定になるほど熱くなるのであれば、実用的とは言えないだろう。しかし、本機のでデュアル水冷仕様であれば、比較的静かに冷却しながら使える。つまり、性能に静音性、安定性のすべてを追求した、こだわりの1台と言える。最強性能で長く使えるPCを探しているというのであれば、本機は最高の選択肢だ。

なお、仕様機ではBTOメニューの「ケースオプション」にある「ARGB発光システム(LEDストリップ2本)」が適用されていた。グラボのLEDと相まって、+2140円で手軽に内部を美しくライトアップできるのでオススメだ

 また、前述した通り、現在サイコムは毎年恒例のサマーキャンペーンを実施中だ。送料無料や指定パーツの割り引きで、G-Master Hydro Z690 Extreme/D5なら構成次第では最大6万2000円引きになるので、気になっている人はチェックしておこう。キャンペーンは2022年8月7日までなのでお見逃しなく。

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