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新車の納期が長いなら中古を買えばいいじゃない:

2017年型スバル・フォレスターを買った情報2022

2022年06月19日 09時00分更新

■いま買うなら現行型か旧型か

 新車も含めて秋までに間に合いそうな様々なクルマを検討したのですが、フォレスターにしたのは最低地上高が決め手。中古車の流通量が多いのは、現行型SK系と4代目SJ系ですが、最低地上高は220mmでどちらも同じです。

 ちなみに現行国産乗用車で最低地上高が一番高いのはランドクルーザーの225mmですから、乗用車から派生したモノコックフレームのSUVとしてはフォレスター が一番です。これで太刀打ちできない雪道なら諦めるしかありません。

 では新旧どちらのフォレスターにするかですが、現行型と比べて旧型は安い。型落ちなので当たり前ですが、もともと新車価格が25万円ほど安かった上に、装備にも大きな差はありませんから一層のお買い得感があります。

 現行型の新車価格上昇分は主にハイブリッド化によるもの。同じFB20エンジン搭載車で燃費を比べると、SJ系はJC08モードで16.0kmL、SK系は18.6kmLと15%ほど改善しています。ただ運転の好きな方には、燃費よりもモーターアシストによる低速域のスムースさの方が嬉しいかも知れません。そして新しいスバルグローバルプラットフォームの採用も魅力です。

 SJ系の性能面での魅力は、現行型で消滅してしまった280馬力ターボ搭載の「2.0XT」と、6速マニュアルトランスミッション仕様の「2.0i」「2.0i-L」があること。CVTのボヨーンとした加速感が許せない少数民族や、SUVであってもWRX並のパワーがなければスバルに非ずと考える方に人気です。私もそうした少数派の一員ですが、ターボモデルは人気が高く、6MTは激レアということで、なかなか良い物件に巡り合えませんでした。

 もちろん現行型は中古でも人気ですから、優良物件は争奪戦です。私もサンルーフ付きで人気のパールホワイト、走行2万キロの物件を発見し速攻で問い合わせましたが、すでに売約済みでした。

 中古車選びは一期一会です。

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