2022年6月6日に開催されたアップルの開発者向けイベント「WWDC」でチラ見せされた「CarPlay」の次世代バージョンが話題だ。特に、知り合いの自動車関連のジャーナリストさんが「ついに来たか」と驚きの声を上げていたのが印象的であった。
CarPlayは、クルマのなかにiPhoneを持ち込むと、カーナビにiPhoneの簡略化されたホーム画面が表示されるというものだ。
Apple Musicを再生したり、アップルのマップアプリやGoogleマップを起動させ、カーナビ代わりに利用できる。また、車内にあるマイクとスピーカーと連動し、音声通話をするといったことも可能だ。
運転中、iPhoneを触って操作すると危険なため、カーナビの画面をタッチしたり、Siriと会話をすることで、iPhoneをコントロールできるようになっている。
アップルによれば、アメリカで売られているクルマのうち、すでに新車の98%がCarPlayに対応。世界でも80%の新車が対応している。
筆者も2021年に「Honda e」を購入してからと言うもの、出かけるときには必ずCarPlayを起動させている。クルマに乗る直前にGoogleマップで調べた行き先を、すぐに目的地に設定できるとあって、Honda eに標準搭載のカーナビよりも便利に感じてしまっているのであった。
そんなCarPlayの「次世代バージョン」というやつが、WWDCで「SneakPEEK(チラ見せ)」されたのだった。
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