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ついにトヨタ社長エディションまで出た刺激強めスペックの「GRカローラ」

2022年06月05日 15時00分更新

社長の名前を冠した「モリゾウエディション」爆誕!

TOYOTA GAZOO Racing/GRカローラ モリゾウエディション

 これで十分かと思っていたら、GRカローラにはモリゾウエディションという、より走りに特化した限定車が用意されていました。この仕様が過激なのでご紹介しましょう。

TOYOTA GAZOO Racing/GRカローラ モリゾウエディション

 エアロまわりに変更はありません。ですが写真のボディーカラーはモリゾウエディション専用色になる様子。

 モリゾウエディションとRZの外観上の差は少なく、フロントガラスにモリゾウのサインが入ったことと、リアワイパーが取り外された程度です。

 ですが、タイヤは前後ともに245へと太くなり、またミシュランの「パイロットスポーツCUP2」へとチェンジ。ホイールもよく見るとTOYOTA GAZOO Racingのロゴが入ります。タイヤが太くなったことにより、リアには10mmのスペーサーが入っています。

 写真を撮ることは叶いませんでしたが、エンジンの最大トルクは37.7㎏m・fから40.8㎏m・fへとアップ。さらにローギアード化されているほか、1速から3速まではクロスレシオの設定にしているとのこと。足回りも、倒立式モノチューブアブソーバーへと変更されています。

 インテリアはスエード調のシート、ステアリングにチェンジ。なおシートヒーターは取り外されています。

 そして最大の違いは軽量化のため後席がないこと! そして窓も開きません。その代わり後席のスペースには極太のタワーバーが用意されたほか、タイヤを横に4個乗せられるようにする支えの棒が用意されています。この後席を取り外したことにより30㎏の軽量化を実現したとのこと。

 このGRカローラ モリゾウエディションですが、ノーマルタイヤで富士スピードウェイを1分57秒で周回できたのだとか。これは水素カローラのベストラップ(しかもスリックタイヤ)と同等というから驚き。ちなみにノーマルのGRカローラが2分フラットあたりだそうです。

 今秋のリリースが待ち遠しいGRカローラ。早くも争奪戦の予感がするのは筆者だけでしょうか?

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