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EVANGELION e:PROJECTコラボパーツを全部使って自作PCを組んだらすごく個性的なマシンができました

2022年06月17日 11時30分更新

文● 石川ひさよし 編集●ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

 こうした点で今回用意したパーツは以下のとおりだ。

構成例
CPU Intel Core i5-12400F(6コア12スレッド)
CPUクーラー MSI MAG CORELIQUID C240 EVA e-PROJECT
マザーボード MSI MAG B660 TOMAHAWK EVA e-PROJECT(Intel B660)
メモリ Kingston Fury KF552C40BBK2-32(PC5-41600 DDR5 SDRAM、16GB×2)
ビデオカード MSI GeForce RTX 3060 VENTUS 2X 12G OC(NVIDIA GeForce RTX 3060、12GB)
ストレージ MSI SPATIUM M470 PCIe 4.0 NVMe M.2 1TB
ケース MSI MPG GUNGNIR 110R EVA e-PROJECT(ミドルタワー)
電源 MSI MAG A650BN EVA e-PROJECT(650W、80PLUS Bronze)
OS Microsoft Windows 11 Pro 64bit

 ゲーミングPC的にミドルレンジ構成と言っても、フルHD〜WQHDで60fpsを得られるだろうスペックだ。つまりメインストリームゲーマーはカバーされる。

メモリーはKingston製のFury KF552C40BBK2-32を使用した。規格はPC5-41600(DDR5-5200)だ

 組み上がったEVANGELION e:PROJECTコラボPCをご覧いただこう。

 普段の利用において、メインで目に入るのはPCケース、MPG GUNGNIR 110R EVA e-PROJECTだが、左サイドのガラスパネルによって内部パーツもしっかりその存在をアピールできている。ケースファンとMAG CORELIQUID C240 EVA e-PROJECTのラジエータファン、ヘッド部に搭載しているLEDも、パーツを照らし出してくれるので雰囲気がよい。とくに印象的なのはやはり左サイドパネルにも加えられたタイポグラフィだろう。照らし出される内部パーツのデザインの上にこのタイポグラフィが重なるところは美しい。また、ケースの電源部分に窓が設けられているので、MAG A650BN EVA e-PROJECT側面のデザインもしっかり見える。ただ、ほかのパーツがLEDによって照らし出される中、この部分は暗い。お好みで底部にLEDストリップを追加するといっそう華やかになるだろう。

MSI製ユーティリティのMystic Lightも専用プロファイルになっていた。ほかにもUEFI画面などでEVANGELION e:PROJECTコラボだけのデザインが採用されている

コラボPCはメインストリームクラスの性能を実現可能

 せっかくEVANGELION e:PROJECTコラボPCを組んだので、この構成例でのパフォーマンスもご覧いただこう。これはあくまで一例。CPUやGPUを変えれば、外観はEVANGELION e:PROJECTコラボのまま、また異なるパフォーマンスのPCが実現できる。

 まずはCPUパフォーマンスをCINEBENCH R23で検証した。Core i5-12400Fはパフォーマンスコアが6基、計12スレッドのCPUだ。CINEBENCH R23のMulti Coreでは11567ptsと、コア数なりのスコアが見られる。ゲームにおいてはまだクアッドコア以上をシステム要件に掲げるものが多く、その点でコア数に問題なく、CINEBENCH R23のスコアが示すとおりパフォーマンス的にもカバーできる。

CINEBENCH R23のスコアは、Multiが11567pts、Singleが1587pts

 続いてPCMark 10(Extended)でシステム性能を見た。4つのシナリオでは、ホーム用途のEssentialsとDigital Content Creationシナリオが1万点強、ビジネス用途のProductivityは8307と、ウルトラハイエンドではないが、さまざまな用途で使える高性能PCであることに間違いはない。

PCMark 10(Extended)のスコアは総合で8666となった

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