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電源とメモリーは絶対にケチらないのがSTORM流

社長自らパーツにこだわるSTORM。今買いたい価格別オススメPCと購入時のポイントを解説!

2022年05月24日 13時00分更新

万全のユーザーサポートを行なうため
4月から新体制に移行。Twitterもあるよ!

――ここまで製品のこだわりについてお聞きしてきました。そこで、製品品質のほかに、マーケティングやユーザーサポートで気を付けている部分はありますか。

矢内氏:今月からイメージづくりということでキャンペーンを多くやり始めています。また、新たにTwitterの運用を始めるなど、SNSにも力を入れ始めています。

池田氏:今までのページはちょっと暗めなイメージがあったかと思いますが、4月1日から組織の改編もあり、これまでの路線よりアグレッシブにアピールしていきたいと思っています。

王氏:ユーザーサポートに関しては、電話でもメールでも、以前よりもお問い合わせが増えています。電話もひっきりなしの状況ですが、できる限り迅速に、最後までお客様の問題解決にお付き合いできるように努めています。

――ユーザーさんからの問い合わせでは、購入相談や製品サポートなどいろいろあると思いますが、中でも特に多いものや印象に残るものはありますか?

王氏:PC構成の相談のほか、納期の相談は多いですね。最近はeスポーツの発展もあって、特に高校生から20代くらいの方はすぐにPCを買ってゲームを始めたいという意思を持っていることが多い印象です。

――そうした若いユーザーさんですと、やはりコスト的にエントリーモデルを買われる方が多いのでしょうか?

王氏:いえ、そういった方はミドルクラスを買われることが多いですね。やはり今は若い方でもゲームのフレームレートといった知識を持っている方が多いので、ある程度スペックを確保したいと考えている人が多い印象です。

矢内氏:また、今はeスポーツのプロプレイヤーたちの動画配信などで彼らの使っている環境を知り、その環境にあこがれてハイエンドクラスを検討しているという方も多くいらっしゃいますね。あと、最近多い構成相談のお問い合わせとしては、「このゲームを○○fps以上で動かしたいのでどういう構成がいいか」というように、ゲーム名を名指しで相談されるユーザーさんも増えていますね。それを受けて、社内で実際にそのゲームがどれだけ快適にプレイできるのかを検証することも増えました。

――Twitter運用について、具体的にどういった変化があったのでしょうか。

矢内氏:基本的にはTwitterの運用は自分が行なっているのですが、やはりキャンペーンを開催しても自社のホームページだけで認知を広げるのは難しいこともあり、今後はよりSNSを活用してセールスの範囲を広げていこうとしています。あと、SNSを活用して企業に親しみやすいと思ってもらうのも目的です。

――昨今は、メーカー公式のTwitterでも“中の人”の人間性が垣間見えるツイートをしているアカウントも多いですよね。

矢内氏:電話やメールのお問い合わせだとやはりどうしても堅い感じになってしまうので、Twitterを通してより気軽にユーザーさんと交流していければと考えています。

池田氏:STORMはいま、メーカーとして独り立ちできていないと考えています。パーツ商社のアイティーシーが運営しているので、BTO PCにそのパーツを使う形にしていますが、ゆくゆくは自分たちで調達・運営できるような部署にしていきたいと思っています。そのためには、まだ認知度が足りていないと思っているので、これからはイメージ戦略などに力を入れていきたいと考えています。

ゲーミングPC初心者が増えている今こそ
安心して長く使えるSTORM製品がオススメ

 PCゲーミングの人気が若年層に広がるにつれて、BTO PCの購入者にも、あまりPCに詳しくないという人も増えてきているだろう。特に、苦労して高いゲーミングPCを買ったのに、トラブルで動かなかったり、あまり使わないうちに故障してしまったりすれば大きな痛手だ。

 だからこそSTORMのように、多少コストをかけてでも重要なパーツを高品質にするというメーカーは、PC初心者にはありがたい。また、今回エントリー、ミドル、ハイエンドの3つのクラスの製品を紹介したように、用途に合わせてさまざまな価格帯の製品が用意されているので、信頼性を担保しつつ用途に合わせて安いモデルを選べるのも嬉しい。これからゲーミングPCの購入を考えている人は、STORMの製品を選べば安心だろう。

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