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AmazonのFire TV責任者が来日、「競合が増えることは顧客にとっていいこと」

2022年05月18日 16時00分更新

 米国のAmazonで、Fire TV事業を統括するダニエル・ラウシュ(Daniel Rausch)氏が来日。5月18日に報道関係者向けのグループインタビューで記者の質問に答えた。

 2014年2月に99ドルで登場したFire TV。翌2015年には日本国内での販売が開始されている。その後、4Kに高画質化したモデル、リモコンを介さない単体での音声操作(Amazonの言葉ではFar Field Voice Control)ができる「Fire TV Cube」などラインアップを広げてきた。国内では現在、実売4980円で買える「Fire TV Stick」、高画質かつ高性能な「Fire TV 4K Max」、上述のCube、そしてヤマダデンキがFUNAIブランドで展開している「FUNAI Fire TV」などが入手できる。ソフトウェア/サービスが一部ローカライズされたり、リモコンのボタンアサインなどに変更があったりはするが、グローバル約100ヵ国で共通化されたラインアップとして展開されている。

 全世界で1億5000万台以上、月間5000万人のアクティブユーザーを誇るFire TVデバイス。AmazonがFire TVは、テレビの可能性を広げることだったと振り返る。コロナ禍ではストリーミングへの関心が高まる中、世界的に出荷数を伸ばしており、一時的な在庫不足などもあったが、今後もその勢いは堅持できるとする。Amazonのサプライチェーンチームの頑張りで、世界的な半導体不足が進む中でも、支障なく製品を届けられる体制が確保できているとする。

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