AmazonのFire TV機能を内蔵したテレビが3月5日に国内で登場する。Amazonの米国本社とヤマダホールディングスとの協業のもと生まれたFUNAIブランドの製品でヤマダグループ各店の店頭などで体験可能だ。
4K解像度の55インチ、50インチ、43インチの3モデルが3月5日、FHD解像度の32インチは4月末の発売を予定している。全国1000店舗以上のヤマダグループの実店舗、公式通販サイトのヤマダウェブコム、Amazon.co.jp内のヤマダデンキストアで購入できる（発送はAmazonのフルフィルメントセンターから最短翌日出荷）。価格は55インチが14万2780円、50インチが12万780円、43インチが10万9780円、32インチが5万4780円。
ラインアップ
テレビ放送の録画機能なども搭載し、SoCの選択などにもこだわりがあるという。HDMI端子を3系統、USBを2系統、光デジタル出力を1系統持つ。USB外付けHDDでの録画視聴も可能だ。また、UIについても放送中のテレビ番組／ストリーミングを俯瞰して見られるなど直感的な操作にこだわっている。これまでのテレビは、各チャンネルに入る、各サービスに入るという形でコンテンツを選んでいたが、コンテンツ起点で横断的に、観たいものを選べる点が特徴。また、呪術廻戦のような提供元が複数あるコンテンツは、観られる場所が未契約のサービスを含み一覧表示され、自分に合った場所を選択できるようになっている。
テレビリモコンは、Fire TVリモコンとの親和性を重視。上部のボタン配置が近いものになっている。ホーム画面の操作はカーソルを利用。その下にはチャンネルボタンも装備している。ストリーミング動画は、Amazonプライムビデオだけでなく、Hulu、Ameba、Disney＋など幅広く対応。映像だけでなく、音楽、レシピ、ゲームなどのアプリ追加できる。ホーム画面や視聴履歴などの情報は最大6人ぶんプロフィール登録して記録できる。直前に観たチャンネルの表示、昨日観たドラマや映画の続き、観たい作品リストが個別に管理される。
リモコン。リモコンの上部にナビゲーションボタンや水色のAlexaのボタンがある。
下の部分にチャンネルやdボタン、4色ボタンなど、一般的なテレビと同じボタンを装備。FUNAIとFire TVロゴも確認できる。
ウェイクワードによるハンズフリー使用はできないが、リモコンを通じてAlexaを使った音声操作ができる。「NHKに替えて」などチャンネル切り替えや「Netflixに切り替えて」などサービス切り替えも可能。ほかにも「ジャンル別の指定」
「タイトルによる指定」「ジャンル別の指定」など柔軟だ。スマート照明やネットワークカメラなど、スマートホーム機器との連携も可能だ。また、Amazonのショッピング機能と連携も可能。「水を買いたい」などというと、Amazon Choiceから商品がリコメンドされテレビ画面で画像を確認しながら、注文が進められる。
写真中央左のサムネイルには、ストリーミングコンテンツだけでなく、地デジチャンネルも表示されている。
ストリーミングだけでなく、放送中のテレビ番組の拡大プレビューもできる。
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