週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

街乗りからスポーツ走行まで楽しめるHonda「N-ONE」の良いところ

2022年05月01日 12時00分更新

 クルマ好き女子の矢田部明子です。今回は、Hondaの「N-ONE」についてレポートしていきたいと思います。N-ONEといえば、クリクリお目々でコロンとしたフォルムが愛らしく、幅広い年齢層に人気の車。一方で、ナンバー付きのN-ONEを使ったワンメイクレース「N-ONE OWNER'S CUP」が開催されるなど、本格的な走りを楽しみたい人にもオススメの車でもあります。そんなN-ONEに2週間試乗したので、良かった点&悪かった点をお伝えしていきます。購入をご検討されていらっしゃる方は、ぜひ参考にしてみてください!

Honda N-ONEってこんなクルマ

 N-ONEは、ノーマルの「original」、大人で高級感溢れる「premium」、スポーティーで本格的な走りを楽しめる「RS」の3グレードに分かれています。外装・内装デザインは明確にキャラクターわけしてあり、走りについては試乗したRSがほかのグレードとはまったく違うスポーティーな乗り味になっています。とはいえ、基本的なコンセプトは同じで、実用的で快適な車内空間やコンパクトで運転しやすいサイズ感など、全グレードが日常使いにはピッタリとなっています。

試乗した「N-ONE RS ターボ(6MT)」

Honda「N-ONE RS(MT)」の主なスペック
サイズ 全長3395×全幅1475×全高1545mm
ホイールベース 2520mm
車重 840kg
エンジン 660cc 水冷直列3気筒
最大出力 64PS(47kW)/6000rpm
最大トルク 104N・m(10.6kgf・m)/2600rpm
車両価格 199万9800円(税込)

 それでは、細かくチェックしていきましょ~!

N-ONEのオススメポイント その1
軽快な走行性能

 RSグレードは、走りを楽しみたいという人にぜひオススメしたいです。ほかのグレードとは、走りはまったく別物! 走り出し&加速がスムーズで、ブォーンっと音をたてて加速していくのが面白くて、ついついアクセルを踏んでしまいます(法廷速度は守りましょう)。6速MTに試乗したのですが、シフトレバーも握りやすく、小回りが効くのでゴーカートのような軽快な走りを楽しめます。カーブは、左右に揺れず地面に吸い付くように曲がってくれるので、車内の横揺れも少なく怖くありません。他社になりますが、SUZUKI「スイフトスポーツ」に乗り味が似ていると思いました。どちらも本格的な走りを楽しめますが、N-ONEの方が、スイフトスポーツよりもピーキーではないので、初めてMTに乗るという方はコチラの方が良いのかもしれません。

N-ONEのオススメポイント その2
小柄ながら広い居住性

 小さくてコロンとした見た目とは裏腹に、車内は広々していて過ごしやすかったです。シートも厚くて弾力があるので、長時間座っていても疲れませんでした。

運転席&助手席シートを1番低い位置、後ろに下げた状態にして158cmの私が座ると、こぶし4.5個分くらい頭上に余裕があります。足周りは、膝をピーンと伸ばして座ることができるくらいの広さがあります

後席頭上はこぶし2個分くらいのスペースと、やや圧迫感がありました

助手席を1番うしろにスライドさせると足周りはやや狭く、こぶし2個分くらいのスペースとなっています

N-ONEのオススメポイント その3
地味に便利なレイアウト

センターコンソール上部・ディスプレイすぐ下にシフトレバーがあるのですが、この位置が最高でした! というのも、158cmの私は運転席の座面を上げるので、シフトレバーの位置が下の方にあると、操作しにくくなってしまうことがあるのです。その点、この位置にあると手が届きやすく、シフトチェンジしやすくGoodでした

また、ハザードボタンやエアコンボタンなど、すべて手が届く&操作しやすい位置に設定されているのも使いやすいポイントです

ボンネットは、中央にくぼみをつけることで、太陽の光が反射してドライバーがまぶしくないようになっているそうです。確かに、まぶしくありませんでした

ドアの開口部が広いので、乗り込みやすいのも◎。目立たないけど、こういう使い勝手を緻密に考えられているのはうれしいですね

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります