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スタートアップスタジオ協会が設立 DeNA南場智子氏、入山章栄氏が顧問対談

2022年05月09日 11時00分更新

 スタートアップの起業や新規事業創出へのハードルを下げ、挑戦すること自体に価値がある世界を目指す一般社団法人スタートアップスタジオ協会は、2022年4月12日に設立記念イベントをオンラインで開催した。本イベントでは、スタートアップスタジオ協会の設立を記念し、顧問の南場 智子氏や入山 章栄氏、スタートアップスタジオの支援を受けた起業家、スタートアップ支援に取り組んでいる自治体関係者などが登壇し、トークセッションを実施した。ここではイベント前半のスタートアップスタジオ協会の紹介と理事によるトークセッション、顧問対談のレポートをお届けする。

 スタートアップスタジオ協会は、スタートアップ事業を生み出すための共同創業組織として2021年7月に設立し、この4月から本格稼働する。日本は諸外国に比べて起業率が低く、スタートアップの支援事業者(スタートアップスタジオ)の認知度も不足している。複数のスタートアップスタジオが協力し合い、それぞれの知見やノウハウを持ち寄ることで、起業家の育成や事業の成功率を高めていくことが協会設立の目的だ。

 賛同自治体として、渋谷区、仙台市、北九州市、沖縄県の4自治体と連携。またスタートアップ向けにツールやノウハウを提供する賛助会員として、カスタマーサポートのadish、リサーチ支援のSpreadyやZeron、Unii、採用プラットフォームのWorkhop、クラウド支援のマイクロソフトやAmazonなど16社が協力。

 2021年の7月の設立以降から、自治体や大学起業部などへのメンター支援、デモデイの審査、スタートアップイベントの開催などに取り組んできた。この4月からは活動を本格化し、スタートアップスタジオ会員向けのスタジオ運営ノウハウ勉強会「スタスト」の開催、個人会員向けに複数のスタジオ事業者がアドバイスをする「Brushup」、起業家の発掘イベントなどを仕掛けていく予定だ。

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