週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

力がほしいか? ならばAnTuTu100万超えのスマホ「REDMAGIC 7」をゲットせよ!

2022年04月06日 10時00分更新

室温20度前後の室内では
外付け冷却ユニットの効果は確認できず

 ゲーミングスマホ定番の装備と言えば外付けの冷却ユニット。REDMAGIC 7にも「RedMagic Turbo Cooler」が用意されています。REDMAGIC 6シリーズ用の冷却ユニットは日本で発売されなかったですが、本製品はしっかり技適が取得されており日本で使用可能。ただし今回、RedMagic Turbo Cooler装着前後のパフォーマンスを「Geekbench 5」で複数回計測してみましたが、室温20度前後の室内では明確な効果を確認できませんでした。REDMAGIC 7自体の冷却機構の効率がよいためかもしれません。

 とは言え、これから気温が上昇すればRedMagic Turbo Coolerの恩恵を受けられる可能性が高いです。公式アクセサリーなのでデザイン的にもマッチ。セットで購入しておきたいアイテムです。

冷却ユニット「RedMagic Turbo Cooler」

上下のホルダーでREDMAGIC 7を挟み込んで使用。技適含む認証情報は裏面に記載されています

パッケージには、本体、USB Type-Cケーブル、説明書が同梱

RedMagic Turbo Cooler自体にはバッテリーは内蔵されていないので、REDMAGIC 7やUSB充電器などから給電する必要があります

設定メニュー、ゲームスペースはほぼ日本語化

 REDMAGIC 7にはゲーミングスマホ特有の機能として、ゲーム専用モード「ゲームスペース」が用意されています。これはゲーム関連機能を設定・管理するためのモードで、ランチャーとしての機能も備えています。たとえば、ゲームごとに端末のパフォーマンスを設定したり、ショルダートリガーボタンを画面上のどのボタンに割り当てるかなどの設定に使用します。

 これまでのREDMAGICシリーズは設定メニューに日本語化されていない箇所が多かったのですが、REDMAGIC 7は設定メニュー、ゲームスペースがほぼ日本語化されています。ただ、現時点のファームウェアでは日本語がちょっと怪しい箇所もありました。まったく意味が通じないわけではないですが、ファームウェアアップデートでよりわかりやすい日本語に改善されることに期待したいところです。

本体左側面のゲームブーストモードスイッチを上にスライドするとゲーム専用モード「ゲームスペース」が起動します

ゲームスペースでアプリパネル右下の歯車アイコンをタップすると、スクリーンタッチ調整、パフォーマンス、ディスプレーの発色、画面録画の画質、ショルダートリガーなどの設定ファイルのインポート、プラグインのオンオフなどの設定画面が表示されます。ここは「成績」より「性能」のほうがわかりやすいですよね

ゲーム中に、左右画面の外から素早く2回スワイプすると、各種設定画面が現われ、ゲーム関連機能を変更、オンオフ可能です

前の画面の「ショルダートリガー」アイコンをタップすると、ショルダートリガーボタン専用設定画面に切り替わります。ゲームのボタン配置の設定画面を表示すれば、ショルダートリガーボタンを割り当てる位置を正確に指定できます

AnTuTu Benchmarkで前モデルの約1.21倍のスコアを記録

 さて肝心のベンチマークスコアを改めてお伝えしましょう。「AnTuTu Benchmark V9.3.2」の総合スコアは1042142、「Geekbench 5.4.4」のMulti-Core Scoreは3734、Single-Core Scoreは1231、「3DMark」のWild Lifeは10116、「AI Benchmark」のスコアは268.4を記録しました。

 「Snapdragon 888+」を搭載する「REDMAGIC 6」が、AnTuTu Benchmarkのランキングでスコアが861827でした。今回のREDMAGIC 7はその約1.21倍のスコアを記録したことになります。

 ついに100万超えをはたした今回のREDMAGIC 7 Supernovaには、18GBのメモリー、256GBのストレージが搭載されています。もうスマートフォンとしてだけ利用するにはもったいなさすぎるパフォーマンスを備えていますね。

「AnTuTu Benchmark V9.3.2」の総合スコアは1042142、「Geekbench 5.4.4」のMulti-Core Scoreは3734、Single-Core Scoreは1231、「3DMark」のWild Lifeは10116、「AI Benchmark」のスコアは268.4

2位の「iQOO 9 Pro」の約1.04倍に相当するスコアを記録

ディスプレー面の最大温度は34.2度(室温20.0度で測定)

背面の最大温度は35.1度

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事