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HEOS対応で、シリーズ全製品と接続できる。3月下旬に発売。

デノン、Denon Homeシリーズ専用サブウーハー「Denon Home Subwoofer」

2022年03月11日 11時00分更新

部屋全体がうねるベースに包まれる

Denon Home Sound Bar 550など、Denon Homeシリーズの製品と組み合わせて使用できる

 試聴する機会を得たので、感想をお届けしたい。

 試聴楽曲はBillie Eilishの「bad guy」。グラミー賞の年間最優秀楽曲と年間最優秀レコードに輝いたこともある、Billie Eilishの代表曲のひとつだ。

 試聴は、Denon Home Sound Bar 550単体で同楽曲を聴いた後に、Denon Home Subwooferを足すという形式で行なわれた。

 Denon Home Sound Bar 550単体でも十分な音質のよさを感じられたが、Denon Home Subwooferを足すことで、部屋全体が重低音で満たされるような、まるで、ライブ会場のような振動が味わえた。

 bad guyはあえてクリップさせたような、うなるベースが象徴的に使われている。出力に余裕のないユニットで鳴らすと、かなりクリップした印象が強くが出るのだが(それが面白さでもある)、Denon Home Sound Bar 550とDenon Home Subwooferで聞いた印象は「余裕で鳴らしている」といったところ。曲の印象まで少し異なって聞こえる。

 また、中高域の表現力が格段に増すのにも驚く。例えばDenon Home Sound Bar 550をDenon Home Subwooferと組み合わせた場合、Denon Home Subwooferで出力を担う低音域については、Denon Home Sound Bar 550から出力されなくなる。Denon Home Sound Bar 550は中高域のみを出力することになり、駆動に余裕が生まれるのだ。

 Denon Homeシリーズの製品を使っているユーザーならもちろん、自宅にオーディオ環境を構築したい人にもシリーズの他の製品と組み合わせて聴いてほしいモデルが生まれた。

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