世界最大級のモバイルの祭典「MWC Barcelona」は2020年がコロナ禍で会期直前に中止。2021年は6月に開催時期をずらしたものの、日本からの渡航が難しい状況というわけで、筆者としては約3年ぶり(2020年も現地には行ったが)のMWC Barcelonaとなる。
流れの速いIT・モバイル業界だけに、この3年という期間は大きく、業界も様変わりしている。特にスマートフォンメーカーが多くブースを出展していた3ホールでゲームチェンジが起こっており、その半数近くが姿を消して、それまで出展していなかったメーカーがブースを出展している。
そこで当記事では、2022年のMWC Barcelonaでの3ホールに、どのようなスマートフォンメーカーが出展していたか、まとめてレポートする。ちなみに3年前は出展していて、今回3ホールにいなかったメーカーは、ソニー、LGエレクトロニクス、レノボといったところ。3ホールにスマートフォンなどコンシューマー機器を展示していたファーウェイは、1ホールのネットワーク部門と同じブースに移動していた。
最新モデル「OPPO Find X5 Pro」を展示
OPPO
例年だとソニーがブース展開をしているエリアに出展していたのがOPPO。3年前は関連イベントを会場外で行なってはいたものの、3ホールへの大規模な出展はしていなかったので、この3年で大きく変化したメーカーのひとつと言える。
展示は発表されたばかりの「OPPO Find X5 Pro」がメイン。OPPO Find X5 Proは2月24日に発表された新モデルで、カメラメーカーの老舗ハッセルブラッドと共同でカメラを開発。さらにOPPO独自のNPU「MariSilicon X」を搭載し、カメラの処理をAIでより向上させている
そのほかCPEや充電やカメラの技術を展示。OPPO傘下で別ブランドの「OnePlus」もコーナーを設けて「OnePlus 10 Pro」を紹介していた。
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