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コロナ禍で変わった!? スマホメーカーが集うMWC Barcelonaの3ホールまとめ

2022年03月07日 12時00分更新

 世界最大級のモバイルの祭典「MWC Barcelona」は2020年がコロナ禍で会期直前に中止。2021年は6月に開催時期をずらしたものの、日本からの渡航が難しい状況というわけで、筆者としては約3年ぶり(2020年も現地には行ったが)のMWC Barcelonaとなる。

中止などを含め、筆者としては3年ぶりの来場となるMWC Barcelona 2022

 流れの速いIT・モバイル業界だけに、この3年という期間は大きく、業界も様変わりしている。特にスマートフォンメーカーが多くブースを出展していた3ホールでゲームチェンジが起こっており、その半数近くが姿を消して、それまで出展していなかったメーカーがブースを出展している。

会場マップをみてみると、この3年で出展メーカーの顔ぶれも様変わりしている

 そこで当記事では、2022年のMWC Barcelonaでの3ホールに、どのようなスマートフォンメーカーが出展していたか、まとめてレポートする。ちなみに3年前は出展していて、今回3ホールにいなかったメーカーは、ソニー、LGエレクトロニクス、レノボといったところ。3ホールにスマートフォンなどコンシューマー機器を展示していたファーウェイは、1ホールのネットワーク部門と同じブースに移動していた。

最新モデル「OPPO Find X5 Pro」を展示
OPPO

 例年だとソニーがブース展開をしているエリアに出展していたのがOPPO。3年前は関連イベントを会場外で行なってはいたものの、3ホールへの大規模な出展はしていなかったので、この3年で大きく変化したメーカーのひとつと言える。

OPPOも3ホールへと進出

 展示は発表されたばかりの「OPPO Find X5 Pro」がメイン。OPPO Find X5 Proは2月24日に発表された新モデルで、カメラメーカーの老舗ハッセルブラッドと共同でカメラを開発。さらにOPPO独自のNPU「MariSilicon X」を搭載し、カメラの処理をAIでより向上させている

独自NPUの「MariSilicon X」を搭載した「OPPO Find X5 Pro」

展示されていたのはホワイトモデル

ディスプレーサイズは6.7型

カメラはハッセルブラッドとの共同開発

本体上部

本体右側面

本体左側面

カメラ機能は「MariSilicon X」の効果が期待できる

 そのほかCPEや充電やカメラの技術を展示。OPPO傘下で別ブランドの「OnePlus」もコーナーを設けて「OnePlus 10 Pro」を紹介していた。

レンズ部分が飛び出す「OPPO Retractable Camera」

レンズとセンサーの距離をあけることで、大きなセンサーを搭載したときにより広いエリアを使えるようになる

独自の充電技術SuperVOOCでは、最大240Wの解説もあった

Snapdragon X62 5Gモデムを搭載したCPE「T2」

2013年に登場したOnePlusの歩み

最新モデルの「OnePlus 10 Pro」

カメラ回りのデザインが特徴的

こちらもカメラはハッセルブラッドとの共同開発

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