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レノボ、ゲーミングPCやYogaスタイルの回転型PCを発表

2022年03月01日 10時01分更新

 レノボは「MWC Barcelona 2022」の会期に合わせ、ノートPCやタブレット製品18機種の発表を行なった。当記事ではゲーミングPCやタブレット製品を中心に紹介する。

IdeaPadブランドのゲーミングPC
IdeaPad Gaming 3i/IdeaPad Gaming 3

 IdeaPadブランドのゲーミングPCとなるのがIdeaPad Gaming 3iとIdeaPad Gaming 3の2つのモデルである。背面にブルーのパイプを配置したスタイリッシュな本体デザインにWQHD+のディスプレーオプションを提供、ゲームだけではなく仕事や学校でも使うことを意識した製品に仕上げている。CPUはIdeaPad Gaming 3iがCore i7、IdeaPad Gaming 3がRyzen 7を採用、どちらも15型、16型のモデルが用意される。

 IdeaPad Gaming 3iは共通仕様としてCPUにインテル第12世代Core i7-12700H、GPUはNVIDIA GeForce RTX 3060を採用。メインメモリーは最大32GB(DDR-4)、ストレージは1TB。無線はWi-Fi 6とBluetooth 5.0、インターフェースはUSB Type-A(3.2)×2、USB Type-C(3.2)×1、HDMI 2.0、RJ45、オーディオジャックを搭載。

 ディスプレーは15型モデルが最大WQHDの16:9、バッテリーは60Whrまたは45Whr。発売は2022年5月、999ユーロ(約13万円)から。

 16型モデルは最大WQHD+、16:10のディスプレーに71Whrバッテリーを搭載する。発売は2022年6月、1099ユーロ(約14万円)からの予定。

 IdeaPad Gaming 3はCPUにAMD Ryzen 7 6800H、GPUにNVIDIA GeForce RTX 3050 Tiを採用。メインメモリーは最大32GB(DDR5)、ストレージは1TB。無線はWi-Fi 6とBluetooth 5.0、インターフェースはUSB Type-A(3.2)×2、USB Type-C(3.2)×1、HDMI 2.0、RJ45、オーディオジャックを搭載する。

 15型モデルはディスプレーが最大FHDの16:9、バッテリーは60Whrまたは45Whr。発売は2022年6月で999ユーロ(約13万円)から。

 16型モデルはディスプレーが最大WQHD+の16:10を搭載。バッテリーは71Whr。発売は2022年6月、1099ユーロ(約14万円)から。

Yogaスタイルの360度回転型PC
IdeaPad Flex 5i/IdeaPad Flex 5

 Yogaスタイルのディスプレー360度回転型PCで、インテルCPU搭載の「IdeaPad Flex 5i」とRyzen 7搭載の「IdeaPad Flex 5」の2つのラインを用意。ディスプレーサイズは14型と16型の2種類。14型のボディーにはプラスチック版とメタル版の2種類がある。

 IdeaPad Flex 5iのCPUはインテルCore i7-1255U/Core i7-1235U/Core i3-1215U/Pentium 8505の4種類を採用。メインメモリーは4GB/8GB/16GBのDDR4で、ストレージは128GB/256GB/512GB/1TB。ディスプレーは14型が2.8K/2.2K/WUXGAの3種類、16型が2.5K/WUXGAの2種類。無線はWi-Fi 6とBluetooth 5.1でインターフェースはUSB Type-A(3.2)×2、USB Type-C(3.2)×1、HDMI 1.4b、4-in-1カードリーダー、オーディオジャック。

 本体サイズは14型メタル版が313.1×224.9 ×17.4-18.9mm、1.5kg。14型プラスチック版が313.1×224.9×17.8~19.3mm、1.55kg。16型(メタルのみ)が357.8×253.9×18.7~20.8mm、2.1kg。価格と発売時期はIdeaPad Flex 5i 14型が2022年6月、499ユーロ(約6万4000円)から、16型が同じく6月、699ユーロ(約9万円)から。

 IdeaPad 5はCPUがAMD Ryzen 7 5700U/Ryzen 5 5500U/Ryzen 3 5300Uの3タイプで、メインメモリーとストレージ容量はインテル版と同様。ディスプレーは14型が2.2K/WUXGA、16型が2.5K/WUXGA。インターフェースもインテル版と同等。本体サイズは14型(プラスチックのみ)が313.1×224.9×17.8~19.3mm、1.55kg。16型(メタルのみ)が357.8×253.9×18.7~20.8mm、2.1kg。価格は14型が549ユーロ(約7万円)からで、発売は5月。16型は699ユーロから(約9万円)で、発売は5月からの予定。

4つのスタイルで使える2-in-1
IdeaPad Duet 5i

 IdeaPad Duet 5iは12型ディスプレーの小型2-in-1モデル。ノートPCモード、スタンドを立てたラップトップモード、タブレットモード、別売のActive Pen 3でペン入力モードと、4つのスタイルで使うことができる。CPUとメモリー、ストレージ構成はIdeaPad Flex 5iと同等。ディスプレーは12.35型2.5K、バッテリーは50Whr、本体サイズは288.3×193×9.45mm、809g。6月発売予定で価格は749ユーロ(約9万6000円)から。

YogaタイプのChromebook
IdeaPad Flex 5i Chromebook/IdeaPad Flex 3i Chromebook

 ChromebookながらもYogaタイプのディスプレイを搭載し、360度回転する。IdeaPad Flex 5i ChromebookのCPUはインテルCore i5-1235U/Core i3-1215U/Pentium 8505、メインメモリーは4GB/8GB、ストレージはeMMC 64GB/128GB。バッテリー駆動時間は約10時間。ディスプレーは14型FHD、無線はWi-Fi 6EとBluetooth 5.0、インターフェースはUSB Type-C(3.2 Gen 2)×1、USB Type-C(3.2 Gen 1)×1、USB Type-A(3.2 Gen 1)×1、コンボオーディオジャック。本体サイズは315.5×229×19.7mm、1.62kg。2022年6月発売予定で価格は549ユーロ(約7万円)から。

 IdeaPad Flex 3i ChromebookはCPUスペックを抑えたYogaスタイルのChromebook。CPUはインテルPentium N6000/Celeron N4500、メインメモリーは4GB/8GB、ストレージはeMMC 32GB/64GB/128GB、ディスプレーは15.6型FHD、バッテリーは10時間駆動、無線はWi-Fi 6とBluetooth 5.1、インターフェースはUSB Type-C(3.1)×1、USB Type-A(3.1)×2、microSDカードスロット、オーディオジャック。本体サイズは362×248×18.94mm、1.91kg。2022年5月発売予定で価格は449ユーロ(約5万8000円)から。

2-in-1型のChromebook
IdeaPad Duet 3 Chromebook

 2-in-1型のChromebookで11型ディスプレーの小型モデル。Snapdragon 7c Gen 2を搭載し、メインメモリー4GB/8GB、ストレージeMMC 64GB/128GB/256GB、11型2Kディスプレーという構成。無線はWi-Fi 5とBluetooth 5.1、インターフェースはUSB Type-C(3.0)×2。バッテリーは12時間駆動可能。本体サイズは258.04×164.55×7.90mm、516.5g。脱着式のキーボードカバーとスタイラス「Lenovo Stylus Pen」が利用できる。2022年5月発売予定で349ユーロ(約4万5000円)から。

ペン対応のタブレット
Lenovo Tab M10 Plus (3rd Gen)

 レノボブランドの小型タブレットでペン入力に対応、CPUはMediaTekのHelio G80、またはクアルコムSnapdragon 680、メモリー3GB、ストレージ32GBから。ディスプレーは10.61型(2000×1200ドット)。カメラはリア800万画素、フロント800万画素。バッテリーは7700mAhで20Wの急速充電対応。4G/LTE対応でnanoSIMカードはシングルスロット。本体サイズは251.2×158.8×7.45mm、465g。2022年4月発売で249ユーロ(約3万2000円)から。

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