週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

2/27(日) 第6回全国小中学生プログラミング大会 最終審査会のトークイベント

15歳以下のプログラミングを語ろう――ユカイ工学、N中等部、LINE、リセマムと

2022年02月23日 20時00分更新

コロナ禍のなか多数の小中学生のプログラミング作品が集まった

 今年で第6回を迎える全国小中学生プログラミング大会の最終審査会・表彰式が、2022年2月27日(日)に開催される。前回に続きオンラインでの開催となったが、コロナ禍にもかかわらず寄せられた200件以上の中から優秀作が紹介される。子どもたちのクリエイティビティがどれだけ楽しいかは、前回のレポート記事をご覧あれ。

第5回 全国小中学生プログラミング大会、小5年、尾崎玄羽の「太陽系シミュレーションゲーム」がグランプリ!
https://ascii.jp/elem/000/004/049/4049495/

 今年度、最終審査会・表彰式に進むことになった入選作と作者は、以下のとおり。

第6回全国小中学生プログラミング大会 入選作

三澤康太郎(小1) Cyber City YOKOHAMA
加藤諄之(小3) 君が10年後の世界を作る ~地球温暖化のない街づくり~
高橋桃子(小3) 写真に入れる世界
佐藤翔太(小4) うさぎとかめ
谷悠汰(中3) Reflection
小長井聡介(小4) 現実シリーズ 5.xx 駅乗降客シミュレーター
山本匡一郎(小5) コロナをめぐるぼうけん
笠見旭陽(小6) FSP_MonsterBattle
口田道哉(小5) COVIDシミュレーター
中島莉衣奈(小4) ぼうさいサーチ
野崎陽斗(中2) RUBIC CUBE MASTER
ロボットの学校 秋葉(濱渦康汰 小6、大浦苺夏 小5、若林英明 小5、濱渦策子 小4) 配り係さん
(敬称略)

 毎年、子どもたちと審査員の質疑応答、審査員からのアドバイスも有意義な審査会。今年度は、川田十夢氏(AR三兄弟)の審査員長のほか、石戸奈々子氏(NPO法人CANVAS 理事長)、安達真氏(株式会社グルコース代表取締役社長)、千代田まどか(ITエンジニア兼マンガ家)、岩佐琢磨氏(株式会社Shiftall代表取締役CEO)が審査にあたる。

 最終審査会・表彰式は、2022年2月27日(日)、12時より稲見昌彦大会実行委員長(東京大学教授)の開会宣言ではじまり、子どもたちの作品紹介、14:45より審査(この時間を利用してこのあと紹介するトークイベントを開催)、16:00より表彰式となっている。ご覧いただける方は、以下のURLから直接ご覧いただきたい。

第6回 全国小中学生プログラミング大会 最終審査会・表彰式 配信URL
https://zoom.us/j/94626085455
Passcode: 681180

中学生のプログラミングの本格化、何ができたら楽しい?

 最終審査会・表彰式では、毎回、スペシャルプログラムとしてトークイベントが開催される(前述のとおり審査時間を利用)。今回は、中学校での新学習指導要領の「全面実施」によるプログラミング教育が拡充したことを受けて、「15歳以下のプログラミング 〜学校・塾・家庭はどうする?〜」と題したトークライブを開催。

 登壇者は、ユニークなロボットや子ども向けロボット教材を提供しているユカイ工学株式会社の青木俊介氏、ネット活用で注目される学校法人角川ドワンゴ学園の折原ダビデ゙竜氏、教育系メディアから株式会社イードの「リセマム」の野口雅乃氏、ビジュアルプログラミングのLINE Entryを提供する一般財団法人LINEみらい財団の福岡俊弘氏。

左から青木俊介氏(ユカイ工学代表)、折原 ダビデ゙竜氏(学校法人角川ドワンゴ学園 N中等部 共同スクールプレジデント)、野口雅乃氏(教育情報サイト「リセマム」編集長)、福岡俊弘氏(一般財団法人LINEみらい財団 事業推進チーム)

 それぞれ立場の異なる方々が、いまどのように子どもたちのプログラミングにかかわっているか? を語っていただきます。さらに、プログラミング教育の小中高大の連携、民間サービスや家庭でのプログラミングはどうあるべきか? などを中心に討論。モデレーターは、本大会実行委員の遠藤諭(角川アスキー総合研究所主席研究員)。ご興味のある方は、以下から申し込みください。

15歳以下のプログラミング 〜学校・塾・家庭はどうする?〜
https://jjpc-webinar007.peatix.com/

 なお、このトークイベントは、同日12:00からはじまる子どもたちの作品紹介から通して視聴いただくこともできる。毎年、子どもたちの作品紹介からトークイベント、そして、表彰式までがあっという間に感じられる。今年もそうなりそうな粒ぞろいの作品が揃っているので、子どものプログラミングに興味のある方はぜひご覧ください。

全国小中学生プログラミング大会 開催概要

主催: 全国小中学生プログラミング大会実行委員会
NPO法人CANVAS株式会社角川アスキー総合研究所
共催:株式会社朝日新聞社
後援:一般社団法人超教育協会
協賛:一般財団法人LINEみらい財団INCLUSIVE株式会社プログラミング能力検定さくらインターネット株式会社株式会社PFU+Style富士通クライアントコンピューティング株式会社
大会実行委員長:稲見 昌彦(東京大学教授)
実行委員: 遠藤 諭 (株式会社角川アスキー総合研究所 主席研究員)
石戸 奈々子 (NPO法人CANVAS 理事長)
清水 亮 (ギリア株式会社取締役会長)
審査員長: 川田 十夢 (AR三兄弟)
審査員: 安達 真(株式会社グルコース 代表取締役)
石戸 奈々子(NPO法人CANVAS 理事長)
岩佐 琢磨 (株式会社Shiftall代表取締役CEO)
千代田 まどか (ITエンジニア兼マンガ家)
(敬称略) 大会サイト: http://jjpc.jp/

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事