週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

EVトラック「eCanter」を初体験! 素晴らしきゼロエミッショントラックの世界

2022年02月19日 15時00分更新

eCanterの良いところ その4
充電機能

 リーフやHonda eのような電気自動車と充電方法は同じで、右フロントタイヤの後ろに付いている充電コネクターに充電ケーブルを差すだけです。急速充電だと最長1.5時間でフル充電できますが、普通充電器200V(ケーブルあり)だと、最長11時間の充電が必要です。フル充電での航続距離は100kmで、この航続距離にはかなりこだわりがあるそうです。というのも、7.5tトラックの1日の走行距離は大体60~80kmが一般的。途中、充電切れで止まってしまったということがないように、80km+20kmの100kmに航続距離を設定したそうです。トラックが止まって荷物が届かない! ということがないようにという、メーカーの思いが詰まった航続距離です。

370V・13.5kWhのリチウムイオンバッテリーを、フロア下に6個搭載しています(三菱ふそうのサイトより)

時間はかかるけど汎用性が便利なノーマル充電(三菱ふそうのサイトより)

充電施設が限られるかわりに1.5時間でフル充電が可能な急速充電ポート(三菱ふそうのサイトより)

メーター類は非常にシンプルですね(三菱ふそうのサイトより)

電気自動車らしく、車内からバッテリーの状態を確認できます(三菱ふそうのサイトより)

eCanterの良いところ その5
荷室の広さ

 

 食品、家具、洋服、コンテナ……。多種多様な荷物が積載できるように、かなり広々しています。車中泊どころか、布団を敷いて家具を置けば家として充分活躍してくれるくらいの広さです。

158cmの私が立つとこのようになります

寝てみました

コンテナにはレールが付いていて、このレールに紐を通して細かく荷物を固定するのだそうです

「その大きさからは、想像もつかないくらい軽く開けやすいリアドア。開けたリアドアは、サイドに固定できるので荷物を積み込む時も邪魔になりません

 ということで、今回は「FUSO eCanter」をレビューをしてみました! この記事では最低限押さえておきたいポイントを、動画では重箱の隅をつつくように詳しく解説&若干辛口コメントもしているので、よろしければご覧になってみて下さい↓

■関連サイト

筆者紹介:矢田部明子

 中学生の頃、クルマのメカニズムに興味を持ち工業高等専門学校に入学。専門的な知識を学んできました。もちろん、クルマに乗るのも大好きで「ランドクルーザー60→ランドクルーザー76」と乗りついでいます。最近の唯一の癒しは、週末にオフロードに出かけることです!

 クルマのメンテナンスなど工業高等専門学校で学んだ知識と経験を活かして、様々な角度からお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事