週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

オープンスポーツ「Modulo Neo Classic Racer」のラジコンは若者に刺さるのか?

2022年02月19日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●葉山カナ(@kana_afilia)編集●ASCII

MINI-Z/Modulo Neo Classic Racerが爆誕!

 2019年に開催された東京オートサロンで1台のカスタムカーが注目を集めました。その名は「Modulo Neo Classic Racer」。そのModulo Neo Classic Racerが、ラジコンとなって登場! そこでASCII.jp自動車部に入部希望しているとかいないとかのアイドル、純情のかなりんこと、純情のアフィリア・葉山カナさんとともに取材してきました!

ゆみちぃ部長に続け!
純情のアフィリアから運転自慢がもう1人

 「なんでカナが出演しているのよ!」と、ゆみちぃ部長から怒られそうなので、まずは葉山カナさんとは何者なのか、そして出演の経緯について、部員Kからご説明しましょう。

本業はアイドルのゆみちぃ部長こと寺坂ユミさん(左)と、かなりんこと葉山カナさん(右)

 葉山カナさんは、アイドルユニット「純情のアフィリア」のメンバーで、寺坂ユミさんと同期の10期生。しかも同じ愛知県出身の仲良しさんです。

ライブ中の葉山カナさん(左)と寺坂ユミさん(右)

 コトの次第は昨年の上半期にさかのぼります。ゆみちぃ部長がHonda車を試乗したことをSNSに投稿したところ、ファンの方から「いつもHondaばかり乗っているんですか? LEXUSの仕事はないんですか?」という内容のリプライがきたのです。以来なんとなく、ゆみちぃ部長によるHonda車の試乗は避けてきました。その結果、ゆみちぃ部長の「MINIミニ大作戦」という企画が立ち上がったのですが。もちろんLEXUS試乗体験記事も考えましたが、さすがに1000万円の車にアイドルが乗って「楽しかった! LEXUS最高!」などという記事を書いたら、それこそSNSでフルボッコにされそうです。

寺坂ユミさんの生誕ライブより

 そこでマネージャーさんに「純情のアフィリアのメンバーで、普通自動車の運転免許を取得している人を教えてください」と打診。すると寺坂ユミさんのほかには、葉山カナさんしかいない、ということが判明したのです。ですがここからが大事なポイント。実は葉山カナさんのお父様は、なんとHondaの関係者だというではありませんか! これなら「どうしてHondaしか乗らないんですか?」というリプライが来ても「パパがHondaだからね」と返信できます!

昨年、ゆみちぃ部長はペーパードライバー教習を受けて、さらにメンバーカラーと同じアクアのFIT e:HEVでドライブをしました

 とはいえ、ペーパードライバーの葉山カナさんにいきなりHonda車の運転をお願いするのは難しそう。「ペーパードライバーでもFITなら安心!」とか「Hondaグループの教習所であるレインボーモータースクールでペーパードライバー教習を受講する」という記事も考えましたが、「それ、ゆみちぃでやったじゃん!」と担当編集でもある部員SからNGが。はてさて、どうしたものやら、ということで考えたのが「ラジコンで練習してみよう」ということになったわけです。

限定車「Modulo Neo Classic Racer」とは?

Honda/VEZEL

 さっそく、純情のかなりんにHondaで知っているクルマについて尋ねてみました。すると「VEZEL」と即答。やっぱりイマドキの子はSUVかぁ、でもVEZELを知っているって凄いなぁと思ったら……「この前、お父さんがVEZELに買い替えたんですよ」というではありませんか。ちなみに前に乗っていたクルマは? と尋ねたところ「VEZELです」というから驚き。このように、カナさんは、Honda車で育った愛知県民なのです。「ちなみに私は名古屋ですけれど、ゆみちぃは知多半島ですからね。微妙に違いますからね」と念を押されました。それを聞きながら部員Kは(ゆみちぃ部長は、カナさんのことを「カワイイ顔をして毒を吐く」と言っていたけど、なるほどコレのことか)と妙に納得した次第。

ホンダアクセスのロビーに飾られたModulo Neo Classic Racer

 今回訪れたのはHondaの純正カーアクセサリーを手掛ける「ホンダアクセス」。簡単に言えば、クルマのカーペットとかを作っている会社です。で、エントランスにありましたよ「Modulo Neo Classic Racer」が。これのラジコンを体験してもらうわけです。

S660 Neo Classic(前)とベースとなったS660(後/筆者所有)

 「あの……このクルマ何ですか? Hondaのクルマですか」というカナさん。それではカンタンにご説明しましょう。元々のベースとなったのは、「S660」という2015年に登場した軽自動車です。このクルマを元にしてホンダアクセスは2016年の東京オートサロンでドア以外の部分をすべて作り直した「S660 Neo Classic」というコンセプトカーを作成したのですが、これが話題沸騰! なんと市販化を望む声に応える形で2018年に外装キットとして市販化してしまったのです。そのお値段、キット価格約100万円。ちなみに塗装や組み換えの工賃はおよそ100万円前後……。「それS660がもう1台買えるんですけれど!」というのは誰もが思ったことです。

Modulo Neo Classic Racer

 そのS660 Neo Classicと、ホンダアクセスが展開するスポーティーブランド「Modulo」を融合させたのが、Modulo Neo Classic Racerになります。「へぇ! カッコイイですねコレ」ということで、特別に座らせてもらうことなりました。社員でも、このクルマに座ったことがある人は少ないそうで、アイドルとしては初の快挙です! 本当は社外の女性で初の快挙、と言いたいところですが他媒体で女性モデルさんが着座されたことはあるようです。ロールゲージに足をひっかけながら、何とか乗り込むカナさん。

Modulo Neo Classic Racerのシートに座る葉山カナさん

Modulo Neo Classic Racerの車内

Brideのセミバケットを採用

 Modulo Neo Classic Racerのシートに座ったカナさん。「VEZELと違って、めっちゃ低いですねコレ」と驚きを隠せません。「このMOMOって何ですか?」と純情な質問をされます。「MOMOステですね」「桃捨て? 桃を捨てたらもったいないですよ」というコントを交えつつ「MOMOはイタリアのメーカーで、クルマ好きの人にとって憧れなんですよ」「へぇ。アナが開いていて可愛いですね」というわけで試座は終了。

ダックテイルスポイラーを触るカナさん

リアまわりの様子

マフラーエンドは上に持ち上げられている

エンジン冷却用のスリットも用意

 せっかくなので、クルマを観察。「なんかこのリア可愛いです」とダックテイルのスポーラーをスリスリ。そしてS660オーナーである部員Kは「マフラーが上についている!」と言いながら我を忘れてシャッターボタンを押しまくり。その様子を見たカナさん、部員S、同行マネージャーはドン引きしていたのは、言うまでもありません。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう