続いて、ゲーム性能を測る定番のベンチマークテスト「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」で、ローディングタイムに注目してみた。なお設定は、4K解像度フルスクリーン表示で、グラフィックスのプリセットを最高品質にし、比較対象として一般的なHDDでもチェックした。
結果は、一般的なHDDに比較して約27秒という大差を付けている。いかにストレージによってロード時間が変わるかわかるだろう。
続いて、実際のゲームのロード時間も比較してみた。FPSゲームの大御所ユービーアイソフト「RAINBOW SIX SIEGE」(55.59GB)で、起動時間とシミュレーションの重要ターゲットを選択してからプレイできるまでのゲームロード時間を計測した。なお、ゲームロード時は最初に動画が再生されるが、ロードし終わるとESCキーでキャンセルできるので、ESCが表示される場合はそれまでの時間としている。計測は3回計測して平均を出している。比較対象として一般的なHDDでも計測している。
結果は、圧倒的なロード時間差となった。特にゲームロード時間は40秒近い差があり、HDDの場合だと動画が終わってもロードが終わらないのに対して、P2 SSDだと開始早々にESCが表示されるので、すぐにプレイできる。ゲームプレイするたびにこの差があることを考えたら、HDDでのプレイだと無駄な時間が山積みとなる。
ちなみに、ゲームを購入してインストールしプレイするSteamの場合、以下の手順で簡単に保存先を変更できる。
また、すでにダウンロードしたゲームを別の保存先へ移動も可能。HDDからSSDへ引っ越す場合に便利だ。
M.2スロットが空いていたら迷わずP2 SSDを装着
ゲームロード時間の結果を見てのとおり、ストレージによってかなり差が生じることがわかるだろう。ゲームデータの肥大化も考慮し、ストレージはシステム用とデータ用にわけ、システム用は読み書き速度重視、データ用は大容量である必要があるのでコスパのいいSSDを選択するのがベスト。そのデータ用として、コスパが高く信頼性も高いCrucialのP2 SSDをおすすめしたい。容量は500MBから2TBまであるが、今後数年使うことを考えると今回テストで使った2TBが最適。M.2スロットが複数あれば、今すぐ換装してほしい。
(提供 マイクロンジャパン)
週刊アスキーの最新情報を購読しよう