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普段作業は超快適、軽いゲームプレイや写真・動画編集も視野に

テレワークや事務作業するノートPCとしてイチオシ! 大画面17.3型でCore i7&GTX 1650搭載と高性能な「mouse K7」が14万円台と高コスパ

2022年01月28日 11時00分更新

文● 勝田有一朗 編集●八尋/ASCII
提供: マウスコンピューター

軽快な動作を支えるCore i7-11800HとGTX 1650

 mouse K7は、CPUにインテルのモバイル向け第11世代Coreプロセッサー「Core i7-11800H」を搭載する。Core i7-11800Hは、8コア/16スレッドのマルチコアCPUで、ブースト時の最大動作クロックは4.6GHzに到達する高パフォーマンスCPUだ。これまで数多くのゲーミングノートなどで採用実績があり、ゲーム分野やクリエイティブ分野などの重い処理にも余裕を持って対応できる処理能力を持っている。

 これだけの性能があれば、オンライン会議を行ないながら並行して作業を進めるなど、少々ヘビーな在宅ワークにも十分対応できるだろう。

 システムメモリーにはDDR4-3200の16GB(8GB×2)を搭載しており、現状で必要十分な容量といえる。一般的な用途であればメモリー不足を感じることは滅多にないと考えられるが、動画編集など重ためのクリエイティブ用途に使用したい場合は、注文時の構成カスタマイズで32GB以上へ増設することも検討したい。

CPU-Zの実行結果

 また、mouse K7は外部GPU(dGPU)としてNVIDIAの「GeForce GTX 1650」を搭載している。GTX 1650はエントリー向けで、軽めのゲームや動画エンコードを目的として使われることの多いGPUだ。ビデオメモリーも4GB GDDR6と現在の基準では少なめなので、いわゆる最新AAAゲームタイトルを遊ぶにはいくぶん力不足といわざるを得ない。

 ただエントリー向けGPUといっても侮るなかれ、CPU内蔵GPUと比べればGTX 1650のほうが大幅に高い性能を持っている。昨今は強力な内蔵GPUを備えるCPUも登場しているが、それらと比較してもGTX 1650との間には「超えられない壁」があるといっていいほどの性能差がある。

GPU-Zの実行結果

 昨今はゲーム以外にもGPUを使用するアプリケーションが増えてきているので、エントリー向けとはいえしっかりとしたdGPUを搭載するmouse K7は、CPUのみ搭載のノートパソコンよりも軽快な動作が期待できる。

 さらに、mouse K7には3つの動作モードが用意されており、使用する場所や状況、用途などに合わせて付属ユーティリティー「Control Center 3.0」から「静音」「バランス」「パフォーマンス」という3つの動作モードに切り替えられる。それぞれのモードはまさに文字どおりで、静寂性が求められる場所で静音モードへ切り替えるのが主な使用法になるだろうか。静音モードにすると性能低下と引き換えに高負荷時のファンノイズを抑えることができる。

 これらの動作モードがどのような挙動になっているのか詳細は明らかにされていないが、センサーアプリ「HWiNFO」で動作状態を確認すると、CPUのPowerLimitを変更して最大消費電力を制御し、それに伴って冷却ファンの回転数、つまりはファンノイズを制御しているようだ。静音ではPL1=25W/PL2=25W、バランスではPL1=45W/PL2=93W、パフォーマンスではPL1=60W/PL2=135Wとなっていた。なお今回の検証ではバランスにて行なっている。

付属ユーティリティーの「Control Center 3.0」

3つの動作モードから選択可能

 もう1つ、mouse K7に付属されているユーティリティーとして紹介しておきたいのが、サウンド制御ソフトウェアの「Sound Blaster Cinema 6」だ。音声再生時にサラウンド処理を付加するユーティリティーなのだが、機能のオン/オフで音の広がりなどがまるで別物になる。動画視聴などは本体内蔵のスピーカーでも十分に楽しめるだろう。

Sound Blaster Cinema 6でサラウンド処理を選択したり、イコライザー調整が行なったりができる

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