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12/15~21のエンタメtweetデータからアニメ流行語をピックアップ

連載第2回:「東京リベンジャーズ」の舞台はウイルス全盛時代でもあった!?

2021年12月31日 21時00分更新

話題作目白押し、tweet数前週比500%超えも!

 いまTwitterで話題のホットな出来事・コンテンツが丸わかり!

 国内のエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、せきゅラボが注目する流行ワードを紹介します。今回は2021年12月15日から21日までのツイートデータから、「アニメ」に関連する注目ワードを大公開!

せきゅラボ注目の「アニメ」関連ワード 12/15~21
ワード tweet数
1 ウマ娘 プリティーダービー 32万3725
2 ポケットモンスター 21万1194
3 鬼滅の刃 17万3794
4 東京リベンジャーズ 16万2211
5 呪術廻戦 13万759
6 吸血鬼すぐ死ぬ 12万8363
7 BLEACH 9万7556
8 鬼滅の刃 遊郭編 8万7801
9 無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 8万232
10 機動戦士ガンダム 7万7309

 1位は2021年の流行語・ヒット商品の代表格となった「ウマ娘 プリティーダービー」。12月15日に新ウマ娘「ファインモーション」の実装が発表され、話題に。また、エナジードリンク「ZONe」とのコラボドリンク「ZONe TOUGHNESS」の発売が発表。人気ウマ娘が描かれた16種のキャラクターデザイン缶ということで大きな反響を呼びました。

「ウマ娘 プリティーダービー」は、エナジードリンク「ZONe」とのコラボキャンペーンが話題となった

 2位は「ポケットモンスター」。Nintendo Switch用ソフト『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』でクリスマスギフトが配布されたほか、『ポケットモンスター ソード・シールド』『ポケモンGO』にクリスマス仕様の限定ポケモンが登場するなど、クリスマス企画やウインターイベントが話題。

 3位の「鬼滅の刃」では放送中の『遊郭編』に関するつぶやきのほか、アニメ制作会社ufotable社長によるアニメ業界の構造に関する発言が多かったようです。

 そして4位から7位までは、次期制作決定や劇場公開直前といった作品が並びました。

 4位は「東京リベンジャーズ」。12月18日にTVアニメ2期となる「聖夜決戦編」制作決定が発表され、tweet数も前週比の約2倍にまで膨れ上がりました。

 5位「呪術廻戦」のおもな話題は12月24日に公開を控えた『劇場版 呪術廻戦 0』。12月17日に各劇場にて販売された「最速上映」のチケットも開始数分で完売した。また、初のスマホゲーム『呪術廻戦 ファントムパレード』のPVが公開されたことも話題となっている。

 6位「吸血鬼すぐ死ぬ」は12月20日に最終回を迎えたことに加え、2期制作決定が発表されたことでツイート数が上昇。

 7位「BLEACH」は12月18日にTVアニメ『BLEACH 千年血戦篇』が2022年10月より放送されると発表、合わせてティザーPVの公開もあったことで、ツイート数は前週比579%と急増しました。

 8位には「鬼滅の刃 遊郭編」は、TVアニメ第3話に「堕姫」が登場したこと、そして担当声優が沢城みゆきさんであることが話題に。

 9位は「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」。12月20日に最終回が放送され、作品への感想やファンアートが多数投稿されています。

 そして10位はまさかの「機動戦士ガンダム」。映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の2022年初夏公開が発表され、前作(劇場版)からじつに40年ぶりの新作ということで注目を集めています。

2000年代はウイルス大流行時代!

 4位の「東京リベンジャーズ」は2005年へのタイムリープをきっかけに物語が動き出しますが、2000年代はいわゆるコンピューターウイルスの大規模流行が続発した時期でもありました。

 有名どころだけ抜き出しても、「Loveletter」が2000年に流行した後、2001年に「Code Red」「Nimda」、2002年「Klez」「BugBear」、2003年「Slammer」「Blaster」、2004年「MyDoom」、そして2005年には「Netsky」と、毎年のように襲われていたのでした。

たまに役立つセキュリティ豆知識

Q:「Loveletter」ってなに?

A:メールに添付された悪意あるファイルによって感染する、ワームに分類されるウイルス。「I Love You」とも。Melissaの翌年、2000年5月頃に大流行した。知り合いを騙って「I Love You」という件名で送られたメールの添付ファイルを開くことで感染する。

 ラブレターを装った添付テキストファイルはもちろん偽装されており、実際はVBScriptで書かれたスクリプト。感染すると、ユーザーのシステム内に保存された「.jpg」「.mp3」「.vbs」「.js」といった拡張子のファイルを削除し、同じファイル名で偽装スクリプトファイルと置き換える。

 なお、メールクライアントとしてMicrosoft Outlookを使用していると、添付ファイルを開かなくてもアドレス帳に登録されたすべてのユーザーに偽装ラブレターメールが送られてしまう。

※ご紹介しているデータは、角川アスキー総合研究所が提供中の「Twitter解析サービス」を基にした内容です。本サービスでは、Twitter社と公式に契約して取得したエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、独自の辞書データベースを活用して、高い精度で目的のツイートを抽出・分析することが可能です。当社とNTTデータ、東京大学喜連川研究室による独自の解析システムを用いて、ポジティブ・ネガティブの判定、性別や年代の推計もご提供できます。ご興味・ご関心をお持ちの方は下記よりお気軽にお問い合わせください。
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