タッチ付きは光沢処理に、ペンの利用シーンは想像より増えている!?
一方でタッチ付きFHD解像度はどうなのか。タッチパネル搭載のため、表面がグレア処理になる。ノングレア処理に比べると、発色はよくなるものの、光を反射するため蛍光灯などが映り込むと見づらく感じるだろう。
とはいえ、スマホライクなタッチ操作が可能となり、別売りのデジタイザースタイラス(ペン)を利用すれば、文字も描ける。Windowsにはホワイトボードアプリが用意されていて、オンラインミーティング時に文字を書いて説明するのも容易い。
また、180度フルオープン状態にしFnキー+2を押すと画面を瞬時に180度回転して対面の相手向けられる。そうすれば、たとえば契約書類にサインをしてもらうときにも、紙に書くように行なえる。
筆者も実際描いてみたが、追従性もよく、ペン先と描画とのズレも感じずに描けた。描き心地は紙のようとはいかないが、滑らかにスラスラと描ける。ペンと指での操作が別扱いになるため、手が触れて間違って描かれることもなく、ペンで描くときに手が触れていても誤動作しない。結構よくできている。
ホワイトボードアプリには付箋を貼ってテキスト入力する機能もあるが、ここはキーボードで入力するより、音声入力がおすすめ。そうすれば、ペンを一度置いて入力作業するという非効率的な動作が不要になる。Windows 11の日本語音声入力は認識率も高く、句読点も自動的に入れてくれるので、実用性はかなりあがっている。
タッチ付きは、ビジネス用途としておすすめ。特にオンラインミーティングが当たり前になったときに、手書きの文字で伝えられ、そのまま記録も残るので会議も捗るはず。営業活動にも有効だ。
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